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歌集 ひとさらい
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 地方小出版流通センター |
| 発売年月日 | 2011/01/01 |
| JAN | 9784863850460 |
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歌集 ひとさらい
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歌集 ひとさらい
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商品レビュー
4.3
20件のお客様レビュー
笹井宏之さんの歌集ですね。 26歳の若さで亡くなった、第一歌集です。 「未来会」に入会して、賞も取り、これからという嘱望されての逝去に惜しむ声は多いですね。 遺作の第二歌集『てんとろり』を先に読んで、『ひとさらい』も読みたくなりました。 ひとさらいのさらいは、ドブさらいのさらい...
笹井宏之さんの歌集ですね。 26歳の若さで亡くなった、第一歌集です。 「未来会」に入会して、賞も取り、これからという嘱望されての逝去に惜しむ声は多いですね。 遺作の第二歌集『てんとろり』を先に読んで、『ひとさらい』も読みたくなりました。 ひとさらいのさらいは、ドブさらいのさらいだそうです。「人のこころをさらう、浄化する」という意味だそうです。 ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした 猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう 初めての草むらで目を丸くして 何かを思い出している猫 鞄からこぼれては咲いてゆくものに 枯れないおまじないを今日も 父さんが二百メートルほど先の いくさで子猫ひろって帰る ひまわりの顔がくずれゆく町で 知らないひとにバトンをわたす 日時計のまわりでわらを編んでいる いのちがついにかたちをとった ブレーキにさわってみたら思想だと 気がついたとき晴のち曇り 食卓にもみじの苗が二、三本 あがっていたらそれは希望です 象徴詩の短歌をすっきりと歌えあげる、清々しい若さの歌集に、美しさを見出しますね(=^・^=)
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31音の入り口の奥に、想像が追いつかないくらい広大な世界がある。その全てをはかり知ることはできないまま、ひとつひとつの歌にただひたすら圧倒されている。 わたがしであったことなど知る由もなく海岸に流れ着く棒 愛します 眼鏡 靴紐 ネクターの桃味 死んだあとのくるぶし 「ねえ...
31音の入り口の奥に、想像が追いつかないくらい広大な世界がある。その全てをはかり知ることはできないまま、ひとつひとつの歌にただひたすら圧倒されている。 わたがしであったことなど知る由もなく海岸に流れ着く棒 愛します 眼鏡 靴紐 ネクターの桃味 死んだあとのくるぶし 「ねえ、気づいたら暗喩ばかりの中庭でなわとびをとびつづけているの」 無菌室できみのいのちは明瞭な山脈であり海溝である のみこんでしまえばさらにまっとうに冬の地表へ近づくパスタ
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笹井宏之の第一歌集。 大陸間弾道弾にはるかぜのはるの部分が当たっています 拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません 天井と私のあいだを一本の各駅停車が往復する夜 三万年解かれなかった数式に雪を代入する渡り鳥 空と陸のつっかえ棒を蹴飛ばしてあらゆるひとのこころをゆる...
笹井宏之の第一歌集。 大陸間弾道弾にはるかぜのはるの部分が当たっています 拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません 天井と私のあいだを一本の各駅停車が往復する夜 三万年解かれなかった数式に雪を代入する渡り鳥 空と陸のつっかえ棒を蹴飛ばしてあらゆるひとのこころをゆるす 無菌室できみのいのちは明瞭な山脈であり海溝である うしなったことばがひざをまるくして(ことばのひざはまるいんですよ)
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