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時が滲む朝 文春文庫

楊逸【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/02/10
JAN 9784167786021

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商品レビュー

3.5

42件のお客様レビュー

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2013/09/29

祖国への思い

あとがきにあるように、本書は、著者楊逸の実体験を書き起こした本でもあります。 この後、著者が手がけた『獅子頭-シーズトォ』を先に読んでいたので、本書の主人公とダブって見えました。男性ですが、どこか自主性に欠けるというか、懦弱な一面があるところが嫌な気がした。 ただ、後半は、著...

あとがきにあるように、本書は、著者楊逸の実体験を書き起こした本でもあります。 この後、著者が手がけた『獅子頭-シーズトォ』を先に読んでいたので、本書の主人公とダブって見えました。男性ですが、どこか自主性に欠けるというか、懦弱な一面があるところが嫌な気がした。 ただ、後半は、著者自身ふっきれたのか、あまり主人公の性格的マイナス面に影響されず、ラストを迎えます。 本書で呟く主人公の最後のセリフに、思わず噎んでしまいました。納得のセリフでした。それを見るためだけに読む価値もあるくらいです。

聖熟女☆ミ

2024/02/06

中国の近代をさっと小説内で学べる。 民主化がなにか分かっていないのに民主化運動にのめり込んでいた、というあたりは学生運動あるあるなんだろうなぁ、、、。 足を踏み外したのが学生運動そのものではなく、飲み屋でのケンカってあたりもリアル。 面白かったけど、歴代の芥川賞に比べるととて...

中国の近代をさっと小説内で学べる。 民主化がなにか分かっていないのに民主化運動にのめり込んでいた、というあたりは学生運動あるあるなんだろうなぁ、、、。 足を踏み外したのが学生運動そのものではなく、飲み屋でのケンカってあたりもリアル。 面白かったけど、歴代の芥川賞に比べるととてもシンプル。この題材を等身大で書ける希少さに賞が出た感じかしら。

Posted by ブクログ

2023/06/01

日本に亡命、在住し芥川賞を獲得した中国生まれの著者による1989年の天安門事件を背景とした青春物語。地方都市の大学1年で主人公の梁浩遠と親友・謝志強は若手のキラキラ輝く甘凌洲教授の指導のもと、愛国心に燃えて民主化運動に参加した。白英露という積極的な女子学生にも出会う。しかし、民主...

日本に亡命、在住し芥川賞を獲得した中国生まれの著者による1989年の天安門事件を背景とした青春物語。地方都市の大学1年で主人公の梁浩遠と親友・謝志強は若手のキラキラ輝く甘凌洲教授の指導のもと、愛国心に燃えて民主化運動に参加した。白英露という積極的な女子学生にも出会う。しかし、民主化の期待は裏切られ、予想外に弾圧され、失意のうちに大学を去る。そして主人公は日本へ。中国に残る家族や友人志強と離れ、甘教授や英露は消息不明に。しかし海外亡命した人たちの行き先が分かるというネットワークの凄さに驚き。亡命先のフランスから日本を訪れる甘教授や英露との再会、そして中国へ向かう飛行機を見送るラストは爽やか!テレサテンや尾崎豊の音楽に衝撃的に出会う浩遠と志強たちは当時の中国の若者たちの姿そのものだと思った。

Posted by ブクログ

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