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青の物理学 空色の謎をめぐる思索
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/02/15 |
JAN | 9784000050111 |
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青の物理学
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空はなぜ青いのか、そして夜空はなぜ暗いのか。この問いはプラトンやダ・ヴィンチ、ニュートンらの科学者を悩ませ、答えが出ないまま何世紀もの時が流れた。本書は、アリストテレスの著書『色について』に端を発するこの問いに、歴代の科学者や哲学者や天文学者(や詩人や画家や探検家)たちがどう関...
空はなぜ青いのか、そして夜空はなぜ暗いのか。この問いはプラトンやダ・ヴィンチ、ニュートンらの科学者を悩ませ、答えが出ないまま何世紀もの時が流れた。本書は、アリストテレスの著書『色について』に端を発するこの問いに、歴代の科学者や哲学者や天文学者(や詩人や画家や探検家)たちがどう関わり、答えを出そうとしたかを追う科学史であり文化史だ。この問いの最終的な解決の方向性は、原子論の登場が確固たるものにしたが、意外なことにまだ完結は見ていないのだという。 本書の原題は『sky in a bottle』(瓶の中の空)。これは直接的には、何人もの科学者が行った瓶の中に青空を封じ込める実験を指しているのだが、「わたしたちの見る空は、これまでも、そしてこの先もずっと、『究極の瓶』ともいうべき人間の脳から取り出すことはできない」という著者の想いが込められている。
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空はなぜ青いのか? 空の青さをガラス瓶に閉じ込めることは出来ないのか? この問いが生まれることそのものが、実は画期的なことだったという指摘から本書は始まります。 もちろん、科学的な探求の歴史が、本書のメインストリームではあるものの、その手前にある哲学、文化史に対する目配りが充実し...
空はなぜ青いのか? 空の青さをガラス瓶に閉じ込めることは出来ないのか? この問いが生まれることそのものが、実は画期的なことだったという指摘から本書は始まります。 もちろん、科学的な探求の歴史が、本書のメインストリームではあるものの、その手前にある哲学、文化史に対する目配りが充実しているところが、本書の隠し味になっているのではないかと思います。 各章のタイトルもそうですが、文章全体にわたる詩的な美しさが素晴らしい。装丁もシンプルながらセンスがいい。 人に薦めたくなる本です。
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なぜ空は青いのか、という謎を解くために人類が悪戦苦闘した1000年の歴史を描いた本。中身、というか理論の方は文系にはちょっと敷居が高くて半分も理解できた気がせんけど、理数系的な問題だけでなく文化的な面も取り上げられていて実に良いロマンでした。面白かった!
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