富の未来図

ベドンチョル, チェユンシク【著】, 金泰旭【訳】

• 販売会社／発売会社: フォレスト出版
• 発売年月日: 2011/01/30
• JAN: 9784894514287

商品レビュー

2017/05/11

・天下は長く統一されていれば必ず再び分断され、
　長く分断されていれば必ず再び統一される。

・アメリカに代わる単極体制の最も有力な候補は、中国ではなく
　「アジア」である。パックスアジアの到来。

・未来のパラダイム
　１）後期情報化社会：感性デザイン能力
　２）幻想社会：夢と価値を実現する能力
　３）霊性社会：精神的問題を治癒する能力

・未来で必要とされる人材
　１）知識の生産能力　２）ネットワークの生産能力

2013/04/21

感性デザイン脳力
まだ見つけられていない幸せの感覚を
新しくデザイン。
それを向上させ伝達する脳力
これを持続可能とするように
する経営能力
ストーリーの方式を活用し伝達する。

小説を読む。人と社会を理解する脳力がつく
自分の最も自信がある分野を職人レベルまで持ち上げる

2012/11/01

　10年か～20年後には技術革新が起こる。人間は知識を暗記せずに脳に直接ダウンロードすればよい時代を生きることになる。単純肉体労働者や単純知識労働者は徐々に働き口が無くなる。今後20年間の後期情報化社会において必要とされる人たちとは、熟練した知識労働者だけが生き残り得る時代なのだとか。自分のもっとも自信のある分野の知識を職人のレベル域まで向上させた人だけが生存を保障される。凡人にはなんと恐ろしい未来の姿を描く。ただ、熟練知識とはオタクのことではないかとも思われる。ならば、未来とは摩訶不思議な世界なのである（笑

　2020年の世界の人口分布から見た場合、アジア全体では56億人、米国4億人、ヨーロッパ2億人程度にしかないのだとか。近い将来、世界経済はアジアを中心に動くことになるだろう。そこにビジネスチャンスがあるのは当然である。