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発光地帯
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/01/25 |
JAN | 9784120041891 |
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商品レビュー
3.6
52件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いまの私にグサリとささった部分 2011年の本なんですね。そんなに前の本だと思っていなかった。 ___ けれど問題は「動けなくても動かないといけないとき」なのではなく「動けないけど動かないでいいとき」で、そうするともう、これまで一生懸命ごまかしごまかし積みあげてきた、おおげさに言えば生きることに必要なあらゆる理由がなくなってしまう、気がする、わたしたちがなんとなく、ここにいてもいいようなそんなゆるやかな言い訳めいたもろもろがさあっと霧散してしまう。沈めるうちは、大丈夫、沈むことのできる場所やものがあるうちは、それは賑やかでいいけれど、そういったものが総じてなくなるときも、あるので注意。 ___ 行きたいところも、行くべきところもわかっているのに、到着だけができないなんて。なぜなんだろうって、思うかな。
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この本が世に出て早十年以上経つんですね。自由気儘な文体は著者の思考がそのまま複写されているというか、まさに日常から零れ落ちる言葉たちを拾い集めた、という感じです。こんこんと眠り続けたり、食が偏ったりしてしまうのは、非凡な才能に恵まれた者の宿命なのか、或いは若さ故でしょうか。奔放だ...
この本が世に出て早十年以上経つんですね。自由気儘な文体は著者の思考がそのまま複写されているというか、まさに日常から零れ落ちる言葉たちを拾い集めた、という感じです。こんこんと眠り続けたり、食が偏ったりしてしまうのは、非凡な才能に恵まれた者の宿命なのか、或いは若さ故でしょうか。奔放だった自分自身の若き日を思い出して懐かしさを覚えました
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言葉の連なりが独特でありながら日常と非日常を行き来しているようなエッセイだった。川上未映子さんの息遣いを感じるようで、読んでいて本が私化されて、密集地帯。寂しくないね。発光地帯があるなら。
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