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うるさい日本の私 日経ビジネス人文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/01/05 |
JAN | 9784532195748 |
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
騒音社会との闘争記 ほとんどの読者にとっては「普通ではない」人物の闘争記であり、ナンカ笑っちゃう本であるのかもしれない。事実、中島も書中で、自分の活動の「ドンキホーテ」性を語っている。そういった活動になってしまうのをやむを得まい。しかし、「なんかこの人の話おもしろー」という感想...
騒音社会との闘争記 ほとんどの読者にとっては「普通ではない」人物の闘争記であり、ナンカ笑っちゃう本であるのかもしれない。事実、中島も書中で、自分の活動の「ドンキホーテ」性を語っている。そういった活動になってしまうのをやむを得まい。しかし、「なんかこの人の話おもしろー」という感想で読み終えるわけにはいかない。 ふたつの重要点があるように感じる。それは、<一度平常状態の一部となってしまった異常物への人々の鈍感さ>、そして<感性の部分でマイノリティとなってしまった人間がいかに厳しく苦しい生を強いられるかという事実>だ。 人々の鈍感さ故にマイノリティは苦しむ。鈍感で優しい常識的な人間たち。マジョリティはマイノリティの感性をひとつの感性として価値を認めることなど、真の意味では、決してなく、ドンキホーテにしてしまう。たしかに順応できないのはツラい。そのため、すり合わせのためには本人もまわりもエネルギーを使う。後半、中島は例をいくつか挙げ、対話の不足を指摘していた。対話なのか。 感性でマイノリティになるのは、つらい。つらい。
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恐ろしく執拗に書かれている。コレに耐えないとまず読破できない本。 街の音が堪らなくうるさい作者の戦いの日々と考察が書かれているが、戦いの記録の部分は少々うんざり。 しかし、そこから導き出される「暴力的に甘える人々の群れ」を考えると、責任の転嫁と言う問題が提起される。 確かにコレ...
恐ろしく執拗に書かれている。コレに耐えないとまず読破できない本。 街の音が堪らなくうるさい作者の戦いの日々と考察が書かれているが、戦いの記録の部分は少々うんざり。 しかし、そこから導き出される「暴力的に甘える人々の群れ」を考えると、責任の転嫁と言う問題が提起される。 確かにコレは問題だと思う。 だが、個人的には街の音を無くすのは無理だと思う。ただ程度と言うものを考える必要はあるように感じる。 音環境の難しさを考えるのには素晴らしい本。 くどいようだが、かなりしつこい本。 しつこい感想にして見ました。
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