寄生虫のはなし わたしたちの近くにいる驚異の生き物たち

ユージーン・H.カプラン【著】, 篠儀直子【訳】

• 販売会社／発売会社: 青土社
• 発売年月日: 2010/12/30
• JAN: 9784791765850

商品レビュー

2017/01/30

遅読なので結構な分厚さ（４００頁）に、ちょっとビビって取りかかったら、いつの間にかサクサク進んでいった本。

2014/05/18

序章　しょっぱい解決
第1章　微笑みの国
第2章　ヨルダン・ローズとの遭遇
第3章　わたしはアフリカに農場を持っていた
第4章　あるマウスの死
第5章　親密な関係
第6章　肛門をのぞき見る
第7章　ぶらぶらイヌ
第8章　燃えるヘビ
第9章　ほとんどありえないこと
第10章　反ユダヤ主義とサナダムシ
第11章　母はわたしにほんもののドクターになってもらいたかった
第12章　マーフィー夫人の赤ちゃん
第13章　マッチョ・テストに落第した日
第14章　聖書のなかの災い
第15章　路地裏のネコとカモメたち
第16章　よりよいネズミ捕り
第17章　スキャンダルと幽霊
第18章　とげとげ頭の怪物たち
第19章　血を吸う野獣たち
第20章　ゴキブリに寄せる頌歌
第21章　コウモリ、虫、噛みつくやつら
第22章　ちっちゃなノミの背中にもっとちっちゃなノミが
第23章　毛ジラミ撃退法
第24章　野生の処女たち
第25章　さかさまの世界
第26章　カリブの一日
第27章　チー、チー、シジュウカラさん
第28章　生命のゲーム
第29章　讃歌
第30章　旅行者に送るチップ

2012/04/23

精緻でときどきユーモラスなスケッチ付きで寄生虫の姿がよく分かる。
ドーキンズ曰く「遺伝子の出口が違う場合は寄生関係になる」。だけど、実際には、高度に宿主と同化して、病変を起こさないヤツラもいるのだな。

列挙される症例をみて途上国で食事をしない！と思ってしまった。シストに隠れた寄生虫怖すぎる。

カエルとかゴキブリとかに寄生してる寄生虫を求めて解剖する学生実験。医学部でなくてよかった。