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苦海浄土 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅲ-04
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苦海浄土 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅲ-04

石牟礼道子【著】

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苦海浄土 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅲ-04

定価 ¥4,510

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2011/01/10
JAN 9784309709680

苦海浄土

¥3,135

商品レビュー

4.8

18件のお客様レビュー

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2025/09/12

重たい… ます、中身の前に物理的に重い(測ったら783グラム)。 携帯には向かないし、移動中に立って読むのもつらい。 しかも二段組で文字が小さく、目も疲れる。 こんな不親切な書籍もなかなかないが、それでも「世界文学全集」に収録して後代に残すことには大いに賛同する。 作品に通...

重たい… ます、中身の前に物理的に重い(測ったら783グラム)。 携帯には向かないし、移動中に立って読むのもつらい。 しかも二段組で文字が小さく、目も疲れる。 こんな不親切な書籍もなかなかないが、それでも「世界文学全集」に収録して後代に残すことには大いに賛同する。 作品に通底するのは「怒」や「恨」ではあるが、不知火海やかつてそこにあった生活空間の描写が息を呑むほど美しい。 病で身体や生活を破壊された人たちも悲惨だか、太古からその地に連綿と続いてきた自然と人間の交歓が決定的に失われてしまった事実に言葉を失う。 読むなら集中して一気に読んだ方がいい。

Posted by ブクログ

2025/07/25

●2025年7月25日、ブルーレイレコーダーを新しいのと交換するために古い録画を見てた。美の壺:2016年9月14日放送回。「チランジア」の録画で、放送が終わって別の番組のCM?が流れてきて、それが100分de名著の【苦海浄土】の回だった。《放送:2016年9月5日・Eテレ》 ...

●2025年7月25日、ブルーレイレコーダーを新しいのと交換するために古い録画を見てた。美の壺:2016年9月14日放送回。「チランジア」の録画で、放送が終わって別の番組のCM?が流れてきて、それが100分de名著の【苦海浄土】の回だった。《放送:2016年9月5日・Eテレ》 アップになって写った本は「苦海浄土」というタイトルで、著者はおなじ石牟礼道子さん。だけど、表紙が「乾燥してひび割れた茶色い大地」だった。ブクログでおなじ表紙をさがしたけどないので、とりあえず、これと100分de名著と新装版を登録した。

Posted by ブクログ

2023/05/16

230516*読了 いやもうすごい、の一言。 750ページ以上の二段組、それだけのボリュームなのに飽きない。 むしろ、あっもう終わってしまったんですね…と思う。 もちろん読書時間は長かった。30時間?もっとかかっているかもしれない。毎日、毎日読み進めた。 水俣病は遠い昔に起こ...

230516*読了 いやもうすごい、の一言。 750ページ以上の二段組、それだけのボリュームなのに飽きない。 むしろ、あっもう終わってしまったんですね…と思う。 もちろん読書時間は長かった。30時間?もっとかかっているかもしれない。毎日、毎日読み進めた。 水俣病は遠い昔に起こった病気。教科書でしか知らない病気だった。この本を読むまでは。 水俣病がこんなにも恐ろしい病気だったなんて、という恐怖がまずやってくる。あまりにもむごい。 そこから座り込み、チッソとの言い争い、全国各地の救援者たちとのやり取りなど、悲しみが怒りへと変化し、果ては笑いへと…。 当時、もしニュースなんかで水俣病について知ったとしても、こんな風に援助はできなかっただろうし、もしかすると少ない患者のために国のお金が使われて…なんて思ってしまったかもしれない。 チッソ側に立ってしまったかもしれない。 そうして国民の一人として患者さんを死に追いつめてしまったかもしれない。 そう考えると、怖くなる。 自分だって、いつ弱い立場に立たされるかわからないのに。 水俣の人たちの独特の言葉遣いで聞き書きのように語れる部分あり、会報の文章や検査結果の報告文をそのまま載せている箇所あり、座り込みなど鬼気迫るシーンのリアリティあり、といろんな文章が混在するのに、それが全くおかしくなく、すとんと心に落ちてくる。 世界文学全集に選ばれた唯一の日本人作家、そして日本文学全集にも選ばれているのは石牟礼さんだけ。 池澤さんはよっぽど石牟礼さん贔屓に違いない、と思っていたけれど、そりゃ贔屓したくもなる。 一主婦がここまでの文章を書くのだもの。その才能たるや。 苦海浄土を読む前の自分と、読んだ後の自分。 自分にしかわからないだろうけれど、変わった。

Posted by ブクログ