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ふたつの嘘 沖縄密約 1972-2010
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/12/24 |
JAN | 9784062166850 |
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ふたつの嘘
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
読み応えあり。止まらなくなって一気に読破。 権力の前に、あまりに無力な現実。 主題に対する意見はここでは述べないので、ちょっとした感想だけ。 著書の前半、西山氏の奥様のパートを読んでいて、女である私は少し不思議な気持ちになったあと、ふと考えたことがありました。 「弱いものを...
読み応えあり。止まらなくなって一気に読破。 権力の前に、あまりに無力な現実。 主題に対する意見はここでは述べないので、ちょっとした感想だけ。 著書の前半、西山氏の奥様のパートを読んでいて、女である私は少し不思議な気持ちになったあと、ふと考えたことがありました。 「弱いものを守ろうとするのは、女の本能なのか?」と。 愛はない、でも離婚はしない、なぜだかわからないけど、この人を守ろうと・・そんな思いだったと記されています。 全然報われないのに見放せないのは何故なのだろう? 男女としての愛はなくとも、人間として愛しているということか? そういうものを母性本能と言うのだろうか? ・・この本を読んでこんなことを考える人はあまりいないと思うので、敢えて。 そんなことを考えつつ、後半の女性弁護士パートもなかなか好きです。 論理的・現実主義的で、裁判をヒューマンドラマ化させることを嫌い、一途に「勝つために」何をすべきか徹底的に考え抜いて実践した姿勢に恐れ入る。 ドライに見えて、でも彼女を動かすのもまた感情なのだろう、とか考えたり。 純粋にかっこいいなと思います。
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西山事件を、西山氏の妻と、情報公開訴訟の弁護士の視点から描いた力作。2人の女性の思いの強さとともに、筆者の執念も感じられる。ドラマ「運命の人」や、その原作小説に興味がある人は、ぜひ本書も手にとってほしい。西山事件とはなんだったのか、その本質を考えさせられる。
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国が国民に対して「嘘」をつく。 沖縄密約に関して、密約はないと言っていた国は、 結果的には大嘘をついていた。 不都合なものを隠す体質というのは、 今回の原発騒動でも明らかだった。 国は国民を守るためにある。 この一冊は、その本質に迫っていた気がする。 非常に興味深く読めた。
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