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0マイル 小学館文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/01/07 |
JAN | 9784094085778 |
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
息子との二人旅。なんとも羨ましいシチュエーションだ。時間と共に近づく二人の距離。子どもから学ぶ事で親も成長するんだな。僕にとっての天使は、この本を勧めてくれた名古屋の書店員だったのかもしれない。いい本に巡り合えた。
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作者の稲葉なおとさんは一級建築士であり、写真家としても活躍されている。B'Zの稲葉浩志さんのいとこにあたる方でもある。 本書は、親子のドライブと、彼らの心の交流を描いた 作品だ。 主人公の吉川士朗は写真家だ。以前、ホテルを題材にした作品で脚光を浴びたが、現在は雑誌関係の...
作者の稲葉なおとさんは一級建築士であり、写真家としても活躍されている。B'Zの稲葉浩志さんのいとこにあたる方でもある。 本書は、親子のドライブと、彼らの心の交流を描いた 作品だ。 主人公の吉川士朗は写真家だ。以前、ホテルを題材にした作品で脚光を浴びたが、現在は雑誌関係の細かい仕事を淡々とこなしている。 ある日、知り合いの雑誌編集長から依頼を受け、アメリカ・フロリダの紀行写真を撮影することになる。士朗は、小学二年生の息子・登士と共に旅立つ。 旅行中、志朗は登士の言動に振り回され、写真家としての仕事に没頭できず、苛々を募らせる。そして、そんな自分をかすかに嫌悪し、反省する。 登士のほうは、父親の良き助手になろうと、一生懸命に 行動する。時としてその気持ちが空回りしてしまうのだが、何とも健気なのだ。 「ああ、子供って、こういうこと言うよな~」 「登士の気持ちも判るなあ~」 いろんな出来事が起きるたび、双方に感情移入していった。 国道『US1』の終点は、キーウェストだ。 マイルマーカーの『0』が、市朗に新たな気づきを もたらす。 親子の絆がさらに深まることを予想させる、後味の 爽やかな作品だった。
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一言、おすすめです。 それだけじゃ読んでいただけないかと思うので というかもっと語りたいのでやっぱり一言では終わりませんが。 写真家である父親と小学生の息子のロードストーリー。 舞台がアメリカということで、なんとなく興醒め感(ありふれてるから)がありつつ 手にとったのです...
一言、おすすめです。 それだけじゃ読んでいただけないかと思うので というかもっと語りたいのでやっぱり一言では終わりませんが。 写真家である父親と小学生の息子のロードストーリー。 舞台がアメリカということで、なんとなく興醒め感(ありふれてるから)がありつつ 手にとったのですが、いやはやそんなことを考えたことを反省。 この父親がね、いわゆる「普通の人間」なんですよ。 頼りになるパパ(ヒーロータイプ)でもなく、ダメダメ人間(アウトロータイプ)でもなく 仕事に対して焦りを感じ、その焦りから軽率な行動を起こすこともある 「失敗する大人」。 そして子供も「出来杉くん」でもなく「のび太」でもない いわゆる「普通の子供」。 だからこそいたいけであり健気に映る。 一級建築士であり数々のホテルを旅した本を著書に持つ作者らしく 建物の描写、またそれを活かす方法を知っている。 景色を見ながらこのストーリーを追いたくなってくる。 思わずこの著者の写真つきエッセイ本も購入しました。 それはまたおいおい・・。
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