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私は生まれなおしている 日記とノート1947-1963
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2010/12/19 |
JAN | 9784309205540 |
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私は生まれなおしている
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
個人的な話だが、昔、友人宅に泊まった時に、活字が無くて手持ち無沙汰な私に友人が貸してくれたのがこの本。日記というかメモ書きというか、チラシの裏書きというか、ソンタグのその日その日の感情を書き留めたもの。ある意味私的なものでもあるので、読み手へのサービス、何かしらの主張があるわけで...
個人的な話だが、昔、友人宅に泊まった時に、活字が無くて手持ち無沙汰な私に友人が貸してくれたのがこの本。日記というかメモ書きというか、チラシの裏書きというか、ソンタグのその日その日の感情を書き留めたもの。ある意味私的なものでもあるので、読み手へのサービス、何かしらの主張があるわけではない。この本は分厚いが、一文一文の行間が広く、あっさり読めてしまう。 なので、ソンダグのファンにはたまらなく嬉しい本とも言えるだろう。私としては、時代背景を記載した注釈がたっぷりなのが有難かった。下世話な興味で言うと、ソンダグが同性愛というか恐らくはバイセクショアル的感性を吐露している事、自慰行為まで綴っているものを公開していることに衝撃を受けた。また、時代が古いので対象も限られるのだが、数々の文学的名作について、感想を綴っていて、その書評も大変参考になった。率直な内容なので、悪いものは悪い、と言い切っている。だからこそ、良い、と言っているものに興味がわいた。 結局、友人の家で読んだ本は読み切らず、あれから数年して本書を自ら探し求めて手に取ったのである。写真が好きな友だったので、恐らくソンダグの『写真論』から、彼女と出会ったのだろう。本には、それに纏わる色々思い出がある。記憶をたどる一冊であった。
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半分くらい読んだ。背景を知らずに、断片だけを読んでも、見えてくるものはあまりない。ソンタグの他の著作をある程度読んで、その思想に触れた後であれば、おもしろく読めるのかもしれないが、まだ1.5冊しか読んでいないので、「よく分からない。何も掴めない」という感想のみ。17歳の時に、アン...
半分くらい読んだ。背景を知らずに、断片だけを読んでも、見えてくるものはあまりない。ソンタグの他の著作をある程度読んで、その思想に触れた後であれば、おもしろく読めるのかもしれないが、まだ1.5冊しか読んでいないので、「よく分からない。何も掴めない」という感想のみ。17歳の時に、アントニア・ホワイトの『五月の霜』を読んだとの記述があり、少女小説も読んだのか、と親近感を持った。
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寝る前にぱらぱらと読んでいる。早熟な知性に驚いている。自分の性や恋愛を知と結びつけているあたり、格好いい。対人間で大きく揺れる心情が言葉に乱れとして表れているところがある。共感したりしている。
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