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まざあ・ぐうすマザー・グース
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まざあ・ぐうすマザー・グース

楠本君恵【著】

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まざあ・ぐうすマザー・グース

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未知谷
発売年月日 2010/12/24
JAN 9784896423259

まざあ・ぐうすマザー・グース

¥550

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2013/02/27

 とりあえず本屋でみかけたのでジャケ買い。いや、ケイト・グリーナウェイは無条件で好きでしてね……orz  閑話休題。 「訳した人によって、文の内容が表現が違うのだ」ということに気がついたのは、確か小学校五年生のとき。保育園の園長だった伯母の本棚にあった、谷川俊太郎訳と、堀内誠...

 とりあえず本屋でみかけたのでジャケ買い。いや、ケイト・グリーナウェイは無条件で好きでしてね……orz  閑話休題。 「訳した人によって、文の内容が表現が違うのだ」ということに気がついたのは、確か小学校五年生のとき。保育園の園長だった伯母の本棚にあった、谷川俊太郎訳と、堀内誠一訳のマザー・グースの本を読み比べた時だった。 「マザー・グースってメロディがついてるものだったんだ」というのを知ったのは、中学生のときに聞いていたNHK朝の基礎英語講座の日曜日。  そしてそれから十数年後、本屋で見つけた北原白秋訳の「まざあ・ぐうす」--- 日本情緒ばりばりの童謡の偉人が、こんなものを翻訳していたのか、というあたりからなんとなく、この伝承童謡について意識しだしたようにおもわれる。 (と、言っても売られてる書籍を買って読む程度だけど。しかも翻訳限定で)  そして手にしたこの一冊は、私が今まで知らなかったこと--- ・『赤い鳥』誌上の白秋と西條八十のライバル関係。 ・画家の竹久夢二もまた、マザー・グースを「翻訳」としていた。 ・「現代のイギリスで」マザー・グースはどのように姿を変え、歌い継がれているのか。  ということに触れられていて、非常に興味深い一冊となっていた。  内容が(大人の目から見て)残酷だから、子供にはふさわしくないからという理由で変えられてしまったり、あるいは生き延びるために、あえて時代にあった従来とは違う解釈となる場合もあったりして、このあたりの問題は、実に万国共通なのだなあ、とも。

Posted by ブクログ

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