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変わる家族と介護 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/12/20 |
JAN | 9784062880824 |
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変わる家族と介護
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高齢の親世帯と単身子供世代についての本を探していて見つけた本 すでに読み終えた「下流老人」「貧困世代」をミックスしたような本で、この3冊をほぼ同時に読むことになってしまった(図書館の順番待ちでほぼ同時だったw)のも何か考えさせられた 2010年に刊行されたこの本でもすでに社会保障が 実生活にそぐわないもので破たんする、と書かれているのに 7年後の今も、若者世代の貧困や単身者への貧困問題は 改善されているようには思えない 私が高齢になるまでに住みやすい制度になっていて欲しいな まずは自分で出来ることを始めなくちゃ・・・と焦ってます
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1章ごとに、稼ぎのない息子と老親の生活、夫の親を顧みない妻、頑張りすぎが孤独を招く男性家族介護者、介護生活の切れ目が金の切れ目になってしまう独身無職女性の老親介護など、できればこうはなりたくない介護と家族の姿が描かれている。こうはなりたくないといいながら、それは極めて容易に陥って...
1章ごとに、稼ぎのない息子と老親の生活、夫の親を顧みない妻、頑張りすぎが孤独を招く男性家族介護者、介護生活の切れ目が金の切れ目になってしまう独身無職女性の老親介護など、できればこうはなりたくない介護と家族の姿が描かれている。こうはなりたくないといいながら、それは極めて容易に陥ってしまいそうなものでもある。 最近いくつか介護の現場を描いた本を読んだけど、いずれも定点観測していない著者の作だったせいか、空論的な感じを抱いていたのだけど、介護やジェンダーの当事者近くに軸足をおいてフィールドワークを続けてきた著者だけに、読んでいても地に足がついた感がある。家族ものというとお決まりのように男性に分がないが、本書ではそうでもない雰囲気もある。長年にわたり父子家庭を追ってきた著者の視点は、男女の違いに下手なバイアスをかけていないように思えるし、実際の現場はそういうものだろうとも思う。 一方がすごく悲惨で、もう一方が理想の体現というようなことはめったにない。この本で紹介されている事例も、まさに一つの例にすぎなくて、同じ状況でも幸せな例もあれば、不幸な例もある。まさに個別性であることがこの本を読むとわかると思う。 それにしても、「家族」に責任を負わせすぎる日本システムはよろしくないな。社会保障制度は家族単位でなく、個人単位にすべきだと改めて思った。
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自分のために[息子」が会社を休むと そんなすまないねぇとなるが、 自分のために[娘」が会社を休むと、「当たり前」となる。 それが たとえ娘のほうが稼ぎがよくてもそうであることの矛盾。 とにかく、 男の生活力をあげて、自分は介護、看護、家族調整は無関係という意識を変...
自分のために[息子」が会社を休むと そんなすまないねぇとなるが、 自分のために[娘」が会社を休むと、「当たり前」となる。 それが たとえ娘のほうが稼ぎがよくてもそうであることの矛盾。 とにかく、 男の生活力をあげて、自分は介護、看護、家族調整は無関係という意識を変えないといけないと思う。 キーパーソンが「嫁」であるケースは 病院にいるとほとんどない。昔はそれがふつうであったという点に不思議を感じる。 今は血縁であることのほうが多い。 独居老人のほうが多いし、独居老人がホームケアみたいなところに住んでいても 長期入院していたら居場所がなくなるし。 とにかく。 独身でも介護をしなくてはならなくても、仕事を辞めてはいけない。 今は 金持ち老人に貧乏子世帯が搾取されているんだなぁというのが感想。 もう少ししたら 貧乏老人と貧乏子で ニッチもサッチもいかなくなる様な気がしてならない。
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