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1940年体制 さらば戦時経済
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2010/12/23 |
| JAN | 9784492395462 |
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1940年体制
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
この本は野口氏によって書かれたものですが、オリジナル版は1995年(私が社会人になったのが1989)その後2002年には「新版」さらに、2010年に最後の賞を書き直して出されたものです。 諸般を読んだ時に、戦争が終わってからかなり時間が経過するのに、未だに1940年体制(戦時体...
この本は野口氏によって書かれたものですが、オリジナル版は1995年(私が社会人になったのが1989)その後2002年には「新版」さらに、2010年に最後の賞を書き直して出されたものです。 諸般を読んだ時に、戦争が終わってからかなり時間が経過するのに、未だに1940年体制(戦時体制)を引きずっているのかと驚いたのを覚えています。1995年と比較すると日本はさまざまな変化がありましたが、他の先進国と比べてデフレが続いて低成長の時代が30年近くも続いたのは、筆者の野口氏によれば、1940年体制からまだ完全に脱却できてないからのようです。 その説明が書き直された最終章に集約されていると思いますので、その部分について気になった部分を取り上げたく思います。 以下は気になったポイントです。 ・イギリスやイタリアでは、石油ショックにより経常収支の赤字が拡大、その結果、為替レートが減価した。これにより輸入物価を引き上げ、それにより国内インフレが進む、それが賃金を押し上げ、国際競争力向上を打ち消した。こうして、イギリスやイタリアの通貨に対する信任は失われた、これに対して、日本では賃金上昇圧力が低かった(企業別労働組合)ため、輸出が増大し、経常収支黒字が拡大、円高となり輸入インフレを軽減でき、国内インフレが抑制、輸出拡大により不況も克服された(p212) ・1940年体制の中核部分の、官僚制度と金融・税財政制度は大きく変化した、その象徴は、1)日銀法の改正、2)大蔵省、通産省という名称の消滅、3)金融制度の代表であった長期信用銀行が消滅、4)都市銀行が再編、しかし、根強く残っている分野として、1)税・財政制度(=所得税と法人税を中心、消費税の導入くらいが新しい)、2)地方財政が国の財政に大きく依存する、3)日本型企業の閉鎖的体質である(p216) ・日本型企業の要素である、企業別労働組合、年功序列賃金、終身雇用は変わったが、残っている点として、閉鎖的で外に向かっていない、経営者の市場がない、内部昇格者が多く、改革の意欲を持たず現状維持勢力になってしまう、ビジネスモデルを継続する(p222) ・日本的、と言われているものは、40年体制的なものである、この体制は日本の長い歴史から見れば異質なものである(p231) 2025年6月9日読破(最終章のみ) 2025年6月9日作成
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1940年ごろに形成された戦時体制が、戦後の経済復興を支えるとともに、現代にまで引き継がれて日本社会の発展にとっての足かせになっていることを指摘した本です。 「日本は第二次大戦の敗戦によって生まれ変わった」という理解がひろく受け入れられてきましたが、著者はこのような「不連続性仮...
1940年ごろに形成された戦時体制が、戦後の経済復興を支えるとともに、現代にまで引き継がれて日本社会の発展にとっての足かせになっていることを指摘した本です。 「日本は第二次大戦の敗戦によって生まれ変わった」という理解がひろく受け入れられてきましたが、著者はこのような「不連続性仮説」がじつは誤りだと主張します。むしろ日本社会の断絶は、1940年ごろに認められます。たとえば、企業が株主の利益追求のための組織である以上に従業員の共同体としての性格をもつようになったことや、間接金融を中心とするメイン・バンク制が構築されたのは、戦時体制下においてでした。また、官僚によるさまざまな行政指導や、地方財政を国がコントロールするしくみなども、総力戦体制を構築するために導入されたと著者はいいます。 こうした社会のしくみを、著者は「1940年体制」と呼び、それが戦後の日本経済の復興を可能にしたことを明らかにしています。たとえば、間接金融方式のもとで資金が基幹産業と輸出産業に重点的に振り分けられました。他方、行政指導や地方財政のコントロールといったしくみは、経済成長をうながすことよりもむしろ市場の競争を緩和し国内の摩擦を調整する役割を果たしてきました。 しかし、グローバル化が進む現在の世界情勢のなかでは、これまで日本の経済発展を支えてきた「1940年体制」はむしろ経済発展を阻害する要因となっていると著者は主張し、人びとのマインドセットもふくめた社会全体のありかたを見なおす必要があると訴えています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1940年体制(増補版) ―さらば戦時経済 単行本 – 2010/12/10 日本的なるものと思い込んでいるものは実は比較的新しい 2011年2月19日記述 1995年に出版された1940年体制の改訂版。 2002年にも出されているので3つ目の増補版になる。 11章の内容を新たにしている。 日本的なるものと戦後思ってきたものは、実は太平洋戦争への準備で出来た体制の影響が随分と大きいという事実に驚いた。 現在の世界経済の流れの中で高度成長期には良かったそのシステムでは対応しきれない。 新しい経済体制を作る必要がある。 本書が初めて世に出たのは1995年。 それから15年経つが、大きく日本は変化した。 しかし企業の分野で40年体制が変化していないことが問題であると指摘する。 特に労働者の企業間移動は殆ど無く、それは日本経済にとってマイナスに働いていると。 また経営者層も大半の企業でいわゆる上がりのポストになっていることがダイナミズムを産まなくなっている原因のひとつであるとも。
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