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ラブ&ピース 鴨志田穣が見たアジア
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ラブ&ピース 鴨志田穣が見たアジア

鴨志田穣【写真・文】

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ラブ&ピース 鴨志田穣が見たアジア

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 寿郎社
発売年月日 2010/12/05
JAN 9784902269376

ラブ&ピース

¥220

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2015/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 戦場カメラマン鴨志田さんが撮った作品集。 カラー写真とモノクロ写真が混ざって掲載されている。 とにかく写真の枚数は多い。  写真は、主に東南アジアで撮影されている。 タイ、インド、カンボジア、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、ネパールなど。 他には、中国、ロシアのサハリンなど。  所々に、鴨志田さんが残したエッセイが書かれている。 タイトルはラブ&ピースだが、やはり戦場カメラマンなので、兵隊や兵器も写っている。 旅先での写真だと思って、購読したものの、期待と少しずれていた。 しかしながら、各国の写真からは、子供の笑顔の輝きや人々が生きるパワーを感じることができた。

Posted by ブクログ

2011/10/26

これは西原理恵子の伴侶だった著者が生前見て、歩いて、撮った「世界」と単行本に未収録の原稿をまとめた遺稿集の続編的写真集です。彼のまなざしの低さと人を見る視点のやさしさが心を打ちます。 久しぶりに彼の写真と文章に触れました。僕が、鴨志田穣の作品と人となりに触れたのは大学時代のこと...

これは西原理恵子の伴侶だった著者が生前見て、歩いて、撮った「世界」と単行本に未収録の原稿をまとめた遺稿集の続編的写真集です。彼のまなざしの低さと人を見る視点のやさしさが心を打ちます。 久しぶりに彼の写真と文章に触れました。僕が、鴨志田穣の作品と人となりに触れたのは大学時代のことで、以来、ずっと彼の作品に魅了されて、彼が亡くなった時は西原理恵子さんが主催した、『お別れ会』に出席して彼に献花したことがまるで昨日のように思い出します。 この本はそんな彼が自分の家と西原理恵子の家に残した膨大な写真と、未発表になっている彼のエッセイを収録した、彼の初めての写真集になります。この本を一読して、自分の中での彼の存在の大きさとその早逝が惜しまれて仕方がありませんでした。彼はかつて、タイに住んでいたころ、戦場カメラマンである橋田信介さんの元で修行していたころがあり、あるときに 「お前、この仕事向いてないよ」 と橋田氏に言われたことがあるそうです。その理由がこの写真集を見て納得がいきました。 彼が人間を見る視点のやさしさを橋田さんがおそらく見抜いていたのでしょう。特に僕の心を射抜いていたのは60ページにある幼い少女の笑顔の写真に、彼の人間を見るまなざしの低さと優しさが凝縮されているような気がしてならないのです。 他にもいっぱいいい写真があって、全部を紹介するのは難しいのですが、彼がその人生の最後に伴侶である西原理恵子と行ったカンボジアでの写真。その中で現地で暮らす人たちの笑った顔を撮った写真があって、こういうところでなお笑うことのできる人間の強さや、そういう瞬間を切り取る彼のセンスに、やっぱり魅了される自分がいました。まだ自分の中に、こういうものを美しいと思い、感動できる心がまだあったことを本当にうれしく思います。

Posted by ブクログ

2011/02/13

写真を見ていると優しい気持ちになります。 日本にはたくさんのモノ、情報が溢れているし、安全・安心とされている。 けれど、発展途上国と言われている国々に行って初めて気づく 大切な事があるような気します。 そんな想いになれる本です。

Posted by ブクログ

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