アンパンマンともりのたから アンパンマンのおはなしるんるん5

やなせたかし【作・絵】

• 販売会社／発売会社: フレーベル館
• 発売年月日: 2010/12/01
• JAN: 9784577038567

商品レビュー

2024/03/21

キンタローの孫・キンタンが持つ「もりのたから」をめぐる物語。
キンタンはジャムおじさんに「もりのたから」を届けようとするが…。
怖い敵キャラクターが登場しない、アンパンマンの絵本の中では割と平和な物語。

【ママ評価】★★★
顔や色合いがアニメの絵に近い絵本。
アンパンマンの絵本の中でも新しい方なのかな。
アンパンマンの映画にありそうなお話をギューっと短くした感じ。
この絵本だけのキャラクターが出てきて、バイキンマンのイジワルがちょっと入るけど、アンパンマンたちが活躍して最終的にはハッピーエンド。
個人的にアンパンマンの映画は長く感じでしまうので、このような絵本だとちょうど良いと感じた。
映画を観るなら絵本シリーズでいろいろ読みたい、タイパが良い、というような。
あと、アンパンマンの世界におけるキャラクターの動物と野生の動物の違いって何なのか不思議に感じた。
‘カバオくん’といった、喋って食べて街で暮らしているキャラクターの動物。
森で暮らしているような、お喋りはできない野生の動物。
ちなみに、一緒に暮らしているけど「アンアーン」しか言わない名犬チーズは？
やなせたかしさんの世界観は意外と哲学的で深く考えられている印象があるので、きっと何かの線引きや区切りがあるんだろうけども。
今回の絵本で、森の動物たちがアメを舐めることにちょっと違和感を感じた。
野生の動物だけどアメは食べるんだ〜、まあカバオくんたちは何でも食べるしなあ…みたいな。
線引きがあるような、ごちゃごちゃなような。
とりあえず今は息子とのんびり読もうと思うけど、いつかもうちょっと真剣に考えてスッキリししたい。

【息子評価】★★★★★
アンパンマンが大ブームな息子。
しれっと図書館で借りてきて他の絵本の中に隠していたけど、すぐに見つけ出して「よむー！」と持ってきた。
アンパンマンのアンテナ、凄まじいな。
怖い敵も登場しないので、よく読んでほしがる。
息子の年齢的な成長もあってか「きんたん」「もりのたから」といった、絵本に登場する言葉をよく真似するようになってきた。
しかも、全然関係のない日常の中で「もりのたからだね」みたいに突然発言する。
よく覚えてるな、絵本を読んでいる甲斐があるな、とは思うけども。
話の内容やストーリー云々に関しては、息子の反応の良し悪しはよくわからないけど、大好きなアンパンマンたちが出てくる絵本なので息子は大満足そう。
戦う場面が少なめの物語だし、‘だだんだん’といった子どもにとってちょっと怖いキャラクターも出てこないので、母も息子も平和に読める一冊でした。
2歳5ヶ月

2022/06/03

毎回見つけると必ず借りたがるアンパンマン。アニメを見ていてもやっぱり絵本でも見たいんだなぁ。やなせさんらしい絵で癒やされる。

2019/03/27

おはなしるんるんシリーズ5
きんたろうの孫のキンタンがジャムおじさんにあいにくる。キンタローアメ。
C8771