竹中平蔵こそ証人喚問を

佐高信【著】

• 販売会社／発売会社: 七つ森書館
• 発売年月日: 2010/12/01
• JAN: 9784822810252

商品レビュー

2019/08/15

居酒屋でクダ巻いているオッサンレベルの内容。元ネタは週刊誌なのかな？
こんなものはジャーナリズムとは言わない。言っていることは正しいのだけれども。
“同じ穴のムジナ”は売国奴リストとして優秀。

2014/06/03

主観的すぎる。相手のアラや悪いあだ名を見つけてはそこを徹底的にけなしている感じの本だ。せっかくのデータを感情論で書いているために台無しにしている。P69からP74にかけて、竹中がアメリカの企業に日本の富を渡すため（竹中自身はアメリカの企業からお金をもらえるので儲かる）郵政民営化を行ったと、客観的なデータに基づいて書いている。竹中が私利私欲のためにアメリカに日本の富を渡したことをもっと客観的に、冷静に書いて欲しいと思った。すばらしい部分が台無しになっている。

2014/03/09

批判する対象は間違っていないが、批判の射程があまりにも短い。竹中平蔵が重用された理由として小泉純一郎のパーソナリティを持ち出すことは、事の本質からあまりにずれた近視眼的な見方だろう。事は個人的な好悪の範疇におさまるものではない。また竹中批判の一環として「マック竹中」などとお得意のあだ名攻勢でマクドナルド未公開株の問題を追及しているが、政治家への利益供与と考えるにはハードルが高い案件だ。（あだ名も全く浸透しないので逆効果だ。）そんなこよりも植草一秀らがとりあげるりそな国有化前後の不可思議な動きなどにこそ、なぜ竹中が重用されたか、に答える鍵が隠されているのではないか。著者のような人気のある批評家にはより本質をついた批判をお願いしたいものだ。