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モーニングMourning 実業之日本社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2010/12/02 |
JAN | 9784408550206 |
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モーニングMourning
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商品レビュー
3.8
59件のお客様レビュー
過ぎ去った時間の大切さを思い知るのは、いつだって締め付けられるような思いがする。しかもそれが追悼となればなおさら。気のおけない友の存在の大切さがヒシヒシと伝わってくる。
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そうか、モーニングってそっちだったんだ・・ コーヒーブルースを先に読んでしまって、もうひとつ先の物語があった、と思ったけれど、どちらが先でも大丈夫な内容だった。 大学時代を一緒に過ごした仲間の一人が事故で死んだ。九州に駆けつけた4人は葬儀を終え、それぞれの生活に戻ろうとしたと...
そうか、モーニングってそっちだったんだ・・ コーヒーブルースを先に読んでしまって、もうひとつ先の物語があった、と思ったけれど、どちらが先でも大丈夫な内容だった。 大学時代を一緒に過ごした仲間の一人が事故で死んだ。九州に駆けつけた4人は葬儀を終え、それぞれの生活に戻ろうとしたとき、淳平が言った。「この車で一人で帰って、自殺する」。思いとどまらせるために一緒に変えることにした大、ワリョー、ヒトシ。「自殺の理由を思い出してくれたら、やめる」。さて、理由は思出せるのか。”思い出す”ということは知っていること?
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2作目の『Coffee blues』を先に読んでしまった流れで、1作目の本書を手に取りました。 親友の葬儀で二十数年ぶりに再会した、大学時代の仲間たち4人。 葬儀を終えた後、仲間の一人・淳平から“自殺する“との発言を聞いた主人公・ダイこと弓島大達3人は、思いとどまらせるため、一...
2作目の『Coffee blues』を先に読んでしまった流れで、1作目の本書を手に取りました。 親友の葬儀で二十数年ぶりに再会した、大学時代の仲間たち4人。 葬儀を終えた後、仲間の一人・淳平から“自殺する“との発言を聞いた主人公・ダイこと弓島大達3人は、思いとどまらせるため、一緒に福岡から東京までロングドライブをすることに・・・。 時系列的には『Coffee blues』の後の話ですが、彼らの回想場面が大半を占める為、結果ダイ達の青春時代の話になります。 ダイ達は1961年生まれという設定なので、同世代の男性の方には刺さりそうなフレーズやアイテム諸々の懐古描写が綴られるうちに、彼らと関わった一人の女性の存在が浮かび上がってきます。 この女性・茜さんの抱える事情が重くて、文体があっさりしているおかげで読むのがキツくならずにすみましたが、彼女と“婚約者”との関係ってマジで地獄ですよね。まさに“青春の光と影”、というところでしょうか・・。 そして、終盤に明かされる淳平の“自殺理由”には、彼と死んだ仲間との真相も含めて“なんそれ!(byZAZY)”という感じだったのですが、本書を通して友情の尊さや仲間とすごした時間のかけがえのなさを実感して、遠い目になった私。 ところで、驚いたのはダイの結婚相手です。続編の『Coffee blues』を読んでいた私は“へえ!そうなるんだ”と意外に思いました。一方、『Coffee blues』で語られていた、ダイの元恋人の不幸について、この本で詳細が解るかと思っていたのですが、全然触れていなかったのには“あれ?”と拍子抜けでした。
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