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うさぎくんとはるちゃん えほんのぼうけん
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うさぎくんとはるちゃん えほんのぼうけん

おかだちあき【作・絵】, おかだこう【作】

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うさぎくんとはるちゃん えほんのぼうけん

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 2010/12/10
JAN 9784265070411

うさぎくんとはるちゃん

¥550

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2022/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いや、これは泣くって!! 試しに、改めて何度か同じページを見てみたが、やはり泣くな、これは。  しかも、嗚咽を堪えられないくらいに。 なんでだろう? またしても不意打ちだったとはいえ、これだけの瞬間的な破壊力で、涙をもたらした絵本は初めてかもしれない・・うーむ、恐るべし岡田夫妻(そういえば、岡田夫妻そろっての創作は初めてかもしれない。千晶さんの絵は言うまでもないが)。 ひとつ落ち着いて、ここは冷静に考えてみるとしよう・・・ 『うさぎくん』が、お母さんのやむなき事情で、お泊まり込みで初めて訪れた、『はるちゃん』のおうち。 最初、周りの知らない環境に慣れず、不安でいっぱいだった、うさぎくんは(人見知りもあるのかな)、はるちゃんがクッキーを持ってきてくれても、ぬいぐるみの『わにくん』を、ぎゅっとしたまま動かず、表情も固い。 そのわにくんは、おそらくうさぎくんにとって、とても大切な存在であり、寝るときも、はるちゃんに背を向けて、周りの知らない音や匂いではない、いつものおうちの匂いのする、わにくんを抱きしめて安心するくらい、うさぎくんにとっては心の支え。 そんなうさぎくんに対して、はるちゃんは、昨日の事など全く気にしていないような、気さくな態度で接し続けるが、うさぎくんは、「やだよ」と言わんばかりに逃げ出してしまう。そして・・ あるきっかけをもとに、うさぎくんとはるちゃんの距離はぐんと近づき、そこからのお外の公園での楽しいひと時を見ていると、もう完全に友達同士で私の心もあったかくなって、千晶さんのやわらかくて、ほっとするような自然の描写もいい雰囲気だし、なにより千晶さんの絵で、これだけ表情豊かな女の子を見たのは初めてだし、うさぎくんもやっと笑ってくれたよ。そして・・・ ははは、馬鹿だね、また見てしまって、泣きながらこれ書いてるよ。 まずひとつは、はるちゃんがずっと明るくて、前向きな女の子だと思っていたから。 もうひとつは、子供のそれが宝石なんかに負けないくらいの、キラキラした高純度の輝きを放っていたから。 さらにもうひとつ、子供のその感情が、どれだけ真剣で真っ直ぐなものなのか、私はよーく知っているから。 最後に、それに対するうさぎくんは表情こそ固い感じだが、はるちゃんへのその行動は、間違いなく最大の信頼をもって応えていることも、よーく理解できたから。 《余談》 ちなみに小説の場合、一度知ってしまえば、二度目は大丈夫だったりするのだが、本書の場合は絵本の絵なので、何度見ても泣けるわけです。 まあそれだけ、岡田千晶さんの顔の描写、そしてその仕草に泣きたくなる程、胸を打たれたということでしょうね。 すごいな、絵の力って。

Posted by ブクログ

2022/06/04

うさぎくんの心情がとてもよく伝わってくる感動の一冊。 また会えるといいね、と素直に思える素敵な絵本。

Posted by ブクログ

2021/07/20

はるちゃんの家に初めて遊びに来たうさぎくん。最初はぎこちなく寂しげな表情なのに溶け込んでいって…全体的に切ない感じの絵のタッチで、娘にとっては、すごく楽しいという内容ではなかったようです。

Posted by ブクログ

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