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追悼者
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/11/25 |
JAN | 9784163297408 |
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商品レビュー
3.3
24件のお客様レビュー
東電OL殺人事件をモチーフにしながらも、全く違う物語になっている所が面白かったです。者シリーズ、また読みたくなりました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
丸の内OL殺人事件。昼の顔と夜の顔を持つ被害者のゴシップばかりが広まり犯人は捕まらない。あの人が怪しいと途中で思ったが、でも途中で…なので除外。よくわからない箇所があった。桜田はいつ誰が殺したのか?結局恵美と入れ替わったのか?奈美も結局性格悪い子なの?
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※このレビューにはネタバレを含みます
好きな作家だが、39歳幹部社員が殺された事件を「東電OL事件」って呼ぶのに違和感があったので、「丸の内OL事件」に作り変えてさらに30歳旅行会社勤務という設定は、フィクションとはいえさらに実際の事件の真実を歪めるのではないかと不信感を持って読み始めた。いつもより登場人物の魅力が薄い。やはり、無念のうちに亡くなった被害者と遺族がいるのに、着想だけを得て別の面白おかしい小説を書くのはあんまりではないかと思いつつ、読み終えようとした終盤、ハッとさせられた。男を漁っていたのはなりすましの別人…。勝手に名刺を作ってなりすまし、売春していた女、嘘の目撃証言をした通行人。なぜ我々は「夜は別の顔」などと下世話に騒ぎ立てたのだろう?この小説家の眼差しに目を覚まさせられる。もし現実の事件でも客の男が生前の被害者を訪ねていたら?被害者が自分になりすましている人物がいることに気づいていたら?いや、被害者の奇行は職場の人も知っていたというから、本人が売春していたのは真実なのだろう。でも死人に口なし、おかしな女のイメージに便乗して計画的に殺人した人物はいなかっただろうか?犯人もいまだに見つかっておらず、やはり怪しいものを感じる。このフィクション小説は何か考え続けることを私たちに訴えていて、ほとんどは作り話でありながら、被害者を嘘から救おうとしている。 登場人物たちの恨みつらみが軽薄にならないよう折り込んだエピソードも練られたものだった。 マイナス1はユーモアがイマイチだったところと若すぎたところ。
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