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ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ
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ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ

青木秀男【編著】

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ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2010/11/15
JAN 9784623058136

ホームレス・スタディーズ

¥770

商品レビュー

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2010/11/21

編者・青木秀男さんは、日本の野宿生活・ドヤ街・日雇い労働者研究の草分けの存在。 その青木さんの研究会の、若手研究者たちによる研究書。 いわば「0世代」研究者による、本格的、日雇い労働、野宿生活の研究書で、非常にためになるし役に立つ。 顔見知りの研究者もいるが、 彼等は、単な...

編者・青木秀男さんは、日本の野宿生活・ドヤ街・日雇い労働者研究の草分けの存在。 その青木さんの研究会の、若手研究者たちによる研究書。 いわば「0世代」研究者による、本格的、日雇い労働、野宿生活の研究書で、非常にためになるし役に立つ。 顔見知りの研究者もいるが、 彼等は、単なる研究者ではなく、 釜ヶ崎でのケアワークにも携わっている。 だから、具体的な「現場」のことが具体的に書かれている。 ただ、一点だけ、やはり世代の問題はある。 青木さん世代のすごいところは、 釜ヶ崎や山谷、寿に、ほんとに生活し(ケアワークではなく、 日雇い労働者として)、安酒を酌み交わし、ドヤに住み、 そこから声を挙げていた。 0世代の研究者は、支援者として当事者にかかわる人が多い。 だから、その文章は知的ツールとしては役立つが、 情が揺さぶられないことは否めない。 しかし、情が揺さぶれるだけで、 「釜ヶ崎って、やはり人情の町や」で終わったら、 何もならない。 知的ツールで行政と交渉することは、 状況を改善するために必要である。 青木さんが、今生活をしている広島の、 今まで語られなかった 「歴史と現状」を大急ぎで語っておられる。 非常に貴重な資料である。

Posted by ブクログ

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