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きょうも上天気 SF短編傑作選 角川文庫
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きょうも上天気 SF短編傑作選 角川文庫

フィリップ・K.ディック, カートヴォネガット・ジュニア【ほか著】, 浅倉久志【訳】, 大森望【編】

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きょうも上天気 SF短編傑作選 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/11/24
JAN 9784042982135

きょうも上天気

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商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2025/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

●2025年12月7日、ズームで行われた「東京大学TICPOC第8回一般公開シンポジウム」のなかで引用されてた本。 登場したスーツの男性(聖マリアンナ医科大学? 大学病院勤務?医師?心理職と言ってたが。)が登壇し、いろいろ説明してるなかで文章の末尾に引用元として書かれてた。 『心理職の仕事とは、「一緒に困ること」。どうすれば、一緒に困ることができるか?情緒的に深く関わること(精神分析)と排除しないこと《オメラスを去る人々》◀ココ!』 「 簡単に済ませたくなる、どうにか関わらないようにしたくなる」「無秩序でもよくない、潰れてしまうのでもよくない」 Googleで「オメラスを去る人々」と検索したが、全くおなじタイトルの本は存在せず。おそらく、この短編小説にあたると思われるので、これをチェックした。 ▶次のスライドにて「オメラスの地下牢」について説明あった 《オメラス幸せの国私たちは大丈夫》 ⬛︎ オメラスの地下牢が示していること ・「私たちは大丈夫」と思うことで得られる幸福に支えられている。 ・それは「あの人と違って、私たちは大丈夫」というもの。 ・安心するために常に苦しむ誰かを必要とするり ・あの人は私かもしれないから、本当は大丈夫じゃない。 ⬛︎ 問題のリアリティに触れられなくなる ・自分たちでマジョリティを構成するという安心。 ・地下の牢に閉じ込められている人は私たちとそんなに大きく変わらない。 ・地下牢にいる人は私たちかもしれないのです。なので、そうならないように気をつけなければならない。 永久に大丈夫にならない安心なのです。 ⬛︎ 排除することは自分を大丈夫にする代わりに、一緒に困ることをできなくする。

Posted by ブクログ

2022/05/16

何処かで映像化されている為か、先が想像出来る場合が多々。それだから傑作とも言えるが、既知故に面白味に欠けるとも。読み易さは、訳者のおかげ。有難し。それが大事。

Posted by ブクログ

2013/08/24

 浅倉久志の翻訳したSF短編を集めたアンソロジー  あまり翻訳ものに詳しいわけではありませんが、大森望さんの解説を読んでいるとその存在の大きさを感じます。そういう先人がいたからこそ今の自分たちがさまざまな小説を楽しんでいられるかと思うと、本当にありがたいなあ、と思います。  ...

 浅倉久志の翻訳したSF短編を集めたアンソロジー  あまり翻訳ものに詳しいわけではありませんが、大森望さんの解説を読んでいるとその存在の大きさを感じます。そういう先人がいたからこそ今の自分たちがさまざまな小説を楽しんでいられるかと思うと、本当にありがたいなあ、と思います。  印象的な短編はアーシュラ・K・ル・グィンの『オメラスから歩み去る人々』  15ページほどの短編ながら都市の美しさの描写の巧さ、そしてその裏に隠された残酷な真実はいろいろと考え込まされる作品です。自分ならきっとこの真実を見せつけられたら、これ以上オメラスには住めないだろうなあ。でもきっと地下に囚われた子どもを救うこともしないのだろうな、と思います。それをすると街に住む人たちを路頭に迷わせることになるかもしれないから。そこまでの責任を負って子どもを救うことはできない気がします。オメラスから歩み去った人々はそんな無力感を抱えながらこの街を離れていったのだろうな、と思います。 ロバート・シュクリイ 『ひる』は古典ホラー系SFではベターなアメーバ状の宇宙物体が登場。ラストの皮肉なオチが恐ろしくて効いています。  ジェローム・ビクスビイ『きょうも上天気』はシニカルかつブラックな味の効いた短編で、あんまり超能力もののSFはなじみがないのですが楽しめました。 マッドサイエンティストの登場するワイマン・グイン『空飛ぶヴォルプラ』は人の身勝手さが描かれつつもそれに対する新種の生物ヴォルプラのだした最後の行動がよかったです。 カート・ヴォガネット・ジュニア『明日も明日もその明日も』は不老薬の生まれた未来が舞台。人が死なないことによって生まれた居住地問題、遺産問題は今の日本や世界の状況から考えるとなかなか笑えないものがあります。作品自体は遺書の書き換えを脅しに、わがまま放題の家長の機嫌を窺いながら暮らす家族の様子やその顛末は皮肉なユーモアたっぷりで楽しいのですが……。 『オメラス』も『明日も明日も』も60年代、70年代の作品ながら、今現在の世界の問題、そしておそらくは将来にわたる問題を描いていて、SF作家の目というものはやはり鋭いんだな、と感じました。

Posted by ブクログ

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