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そして、僕はOEDを読んだ
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そして、僕はOEDを読んだ

アモンシェイ【著】, 田村幸誠【訳】

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そして、僕はOEDを読んだ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三省堂
発売年月日 2010/11/16
JAN 9784385364698

そして、僕はOEDを読んだ

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商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2023/05/15

ゆる言語学ラジオから。 予想通りの面白さ。こんな単語あったんだ!がいっぱいで、何か辞書を読みたくなった。図書館で借りたけど買って自分の家に置いておきたくなるような本。

Posted by ブクログ

2017/08/21

家にいる。暇である。何か読みたい。でも、今読んでいる本ではない ものが読みたい。他の本に手を付けるのは気が引ける。 そんな時に引っ張り出すのが辞書である。適当にページを開いて 拾い読みする。やっぱり言葉は面白い。だからと言って辞書を丸々 1冊通読したことはない。 だ...

家にいる。暇である。何か読みたい。でも、今読んでいる本ではない ものが読みたい。他の本に手を付けるのは気が引ける。 そんな時に引っ張り出すのが辞書である。適当にページを開いて 拾い読みする。やっぱり言葉は面白い。だからと言って辞書を丸々 1冊通読したことはない。 だが、ここに辞書を通読した男がいた。しかもその辞書はOEDだ。 世界最強・最大と言われるオックスフォード英語辞典。 全20巻。総ページ数21,730ページ。総重量62.5kg。約5900万の単語を 収録して定義し、250万以上の引用を用いて説明している。 こんな辞書を通読しようと考えるだけで正気の沙汰ではないと思うの だが、思っただけじゃなくて実際に約1年の歳月をかけて通読してる。 本書はそんなOED完読への道を綴ったエッセイと、著者がOEDのなか から選んだいくつかの用語の解説で構成されている。 無謀なことを始めたな…なんて思いながら読み始めたのだが、エッセイ 部分がとにかく面白い。まずは自宅でゆったりと読み始めたのはいいが、 部屋にある他の辞書が気になって仕方がない。OEDではこんな風に 定義している言葉だが、他の辞書ではどのように定義しているのだろう なんてね。 そう、著者は読書マニアの上に単語マニア・辞書マニアでもあるんだ。 辞典・辞書、用字用語辞典等を含め1000冊のコレクションって…凄いわ。 自宅では落ち着かなくて、結局はニューヨーク市内の図書館に通って、 1日約10時間をOEDと共に過ごす。視力は悪化し、時には頭痛に襲われ、 夢の中でも単語がぐるぐると頭の中を回る。 時にはうんざりしながら、時には「こんな状況を表す単語があったんだ」 と感動しながら、OED完読への道は1歩1歩進んで行く。 そして、訪れる「S地獄」。Sの項目だけで全20巻のうちの4巻があてられ ているってなんだよ~。私だったら絶対に飽きる。絶対にここで挫折する。 本人が言うのだから間違いない。太鼓判だっ! 見事、OED完読を達成した著者。さぁ、次は何を読むのか。それは素敵な 感動と共に、著者の次の目標が最後の最後に記されている。 いやぁ、凄い人だわ。我が家にも日本語の辞書が何種類かあるが、通読 しようなんて思ったことはないもの。でも、苦しみながらも楽しそうでもある のだよね、辞書の通読。 さぁ、それでは私も著者を見習って『言海』でも通読してみようかしら。 あ…言ってみただけです。実際の行動に移す踏ん切りはつきません。 真似はしないけれど、読書好きならば著者のOED通読の思い付きと その行動に共感できるはず。

Posted by ブクログ

2015/10/27

筆者の苦悶に満ちた、壮絶な体験とは裏はらに、読んでいて心地いい文章。それは、辞書愛好家の筆者ゆえの、語彙の豊富さに裏付けられた文章力からだろうか。 アメリカ在住の原著者はOED(オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー)なる全20巻の最大英語辞書を1年間かけて読み切っ...

筆者の苦悶に満ちた、壮絶な体験とは裏はらに、読んでいて心地いい文章。それは、辞書愛好家の筆者ゆえの、語彙の豊富さに裏付けられた文章力からだろうか。 アメリカ在住の原著者はOED(オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー)なる全20巻の最大英語辞書を1年間かけて読み切った。AからZまで、にとどまらず「参考目録」まで。引いてしまいそうなその異様な所業が、引き込まれるように語られる。 「なんだか、毎日アルファベットを食べている感じがする。二十六文字それぞれに、それぞれの味わいがある。当然、おいしいと感じる文字もあれば、そうでないものもある。繊細な風味を醸し出すものもあれば、心のこもったとろとろの田舎シチューのようなものもある。おえっとくる味のものもある。Iという文字はケッパーでいっぱいの料理のようだ。ちなみに、僕はケッパーが大嫌いだ。」 著者の体験記に添えられるのは、筆者が出会った単語のメモだ。 「Acnestis(名詞)動物の肩から腰にかけての部分で、かこうと思っても手が届かないところ/OEDを読み始めてすぐにこの単語に出会えたことを非常に光栄に思う。名前なんて絶対にないと思っていたものをあらわす単語が実在していたことを知るのは、言い知れぬ喜びであり、俄然、辞書を読むという発想自体は、全く道理に外れたものではないと思わせてくれた。」 英語母語話者の英語奮闘記。「英語の勉強頑張ろうかな。」と思わせてくれる一冊。

Posted by ブクログ

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