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私のフォト・ジャーナリズム 戦争から人間へ 平凡社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2010/11/15 |
| JAN | 9784582855586 |

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私のフォト・ジャーナリズム
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私のフォト・ジャーナリズム
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
読めない漢字はあるものの、読みやすかった。 著書自身が「戦争」を肌で感じ、経験し、現場の様々な立場の人々との対話を通して、自身の考えが変わり、自身のフォト・ジャーナリズム論を確立していく。 そして、人間の本質を追い求めていく中で名言がたくさん出てきた。中でも、印象的なのは 「人間...
読めない漢字はあるものの、読みやすかった。 著書自身が「戦争」を肌で感じ、経験し、現場の様々な立場の人々との対話を通して、自身の考えが変わり、自身のフォト・ジャーナリズム論を確立していく。 そして、人間の本質を追い求めていく中で名言がたくさん出てきた。中でも、印象的なのは 「人間は持ちすぎるとよくないのかもしれないね」 お金がないから娘を助けることができない貧困や地球の未来のために自然と共に生き続ける先住民たちを読み、日本に生まれたことで贅沢な生活をしている自分に気づくことができました。
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私が尊敬する報道写真家・長倉洋海さんのフォト・ジャーナリズム論。いや、フォトを取り去って、ジャーナリズム論でもよい。自分のこれまでの取材歴を語りながら、伝えるとはどういうことか、を追及している。それは、人間とは何か、という究極の問いにもつながっている。世界各地の戦場を撮った素晴ら...
私が尊敬する報道写真家・長倉洋海さんのフォト・ジャーナリズム論。いや、フォトを取り去って、ジャーナリズム論でもよい。自分のこれまでの取材歴を語りながら、伝えるとはどういうことか、を追及している。それは、人間とは何か、という究極の問いにもつながっている。世界各地の戦場を撮った素晴らしい数多くの写真の裏にある考え方を知ることができる。
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著者は、30年に亘り世界各地で写真を撮ってきたフォト・ジャーナリスト。 これまでに訪れたのは、白人帝国から黒人国家として独立したジンバブエ、百万の難民が苦しむソマリア、イスラム教シーア派民兵と政府軍が戦うレバノン、ソ連軍の侵攻したアフガニスタン、アメリカが内戦に介入したエル・サル...
著者は、30年に亘り世界各地で写真を撮ってきたフォト・ジャーナリスト。 これまでに訪れたのは、白人帝国から黒人国家として独立したジンバブエ、百万の難民が苦しむソマリア、イスラム教シーア派民兵と政府軍が戦うレバノン、ソ連軍の侵攻したアフガニスタン、アメリカが内戦に介入したエル・サルバドル、アパルトヘイトが支配した国南アフリカ、バルカンの火薬庫コソボなどの世界の紛争地のほか、アマゾン、シルクロードなど50ヶ国近く。アフガニスタンでは、9.11同時多発テロの前々日に自爆テロに倒れた英雄マスードと100日ほど一緒に暮し、その写真集は世界にも広く知られている。 著者は、フォト・ジャーナリズムとは「ニュース写真ではなく、記事の補足写真でもなく、写真そのものが語り出すもの、あるいは写真から思ってもいなかったイメージが引き出されるようなルポルタージュフォト・・・人間生活全般に渡る幅広い興味をそそり、人間の機微を表現し、さらには人間の本質に迫るようなもの」であると言う。 そして、「テレビのように用意された答えを差し出し、「こうです」と押しつけるのとは違って、写真には、すべてが提示されていないからこそ、それを補うための想像力が必要となる。・・・写真の一瞬に込められた意味を想像すること。その瞬間の前と後、あるいは、写っていないものにまで思いをめぐらせること。さらに写っているものに、どう自分を重ね合わせ、何を感じ取るかということ。想像力を伸びやかに働かせることで、私たちは周りに流されずに、「いまの時代」を自分なりに感じ取ることができるはずだ」と語る。 インターネットで、24時間、世界で起こっている戦争や事件の情報を得られる今の時代だからこそ、TVニュース等で報道されるほんの一面以外の事実に想像を巡らせ、その意味を感じることが求められるのではないだろうか。そのために、著者の目指すようなフォト・ジャーナリズムの存在価値は、決してなくなることはないであろう。 一瞬を捉えた一枚の写真に賭けるフォト・ジャーナリストが、その一枚の裏で何を考え、何を感じているのかが綴られた一冊である。 掲載されている50枚の写真も印象に残る。 (2010年12月了)
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