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クリスマスの文化史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2010/11/20 |
JAN | 9784560081044 |
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クリスマスの文化史
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商品レビュー
2.6
5件のお客様レビュー
クリスマスが一年で一番好きなイベントなのに全然歴史を知らなかったから、食べ物からクリスマスツリー、聖歌まで幅広い知識を学べて楽しかった!実際の絵も沢山載っていて良かった。
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日本のクリスマスのあり方に、一時期ものすごく憤っていたことがあって、キリスト教徒でもないのにバカじゃないのか、クリスマスはホテル予約してエッチする日じゃないんだぞ、クリスマスをなんだと思っているんだ、と自分こそキリスト教徒でもないのに勝手腹を立て、商業主義まみれのクリスマスに嫌...
日本のクリスマスのあり方に、一時期ものすごく憤っていたことがあって、キリスト教徒でもないのにバカじゃないのか、クリスマスはホテル予約してエッチする日じゃないんだぞ、クリスマスをなんだと思っているんだ、と自分こそキリスト教徒でもないのに勝手腹を立て、商業主義まみれのクリスマスに嫌悪感をむき出しにしていた。そもそも12月25日はキリストの誕生日ではないし(本書にもあるが、イエスの誕生日はわかっていない)、北欧や古代ゲルマンの冬至の祭りと習合したらしい(異教の風習がキリスト教に取り込まれた)ということを知ったあたりから、日本でのクリスマスのあり方も、まぁ、ありか、と思えるようになった。(今では積極的にクリスマス飾りを作ったりしている。) たまたまこの本を手にする機会があったのでパラパラと読んでみると、実はクリスマスについて何にも知らないことに気づかされた。たとえば、サンタクロースのルーツは聖ニクラウスでが今のような姿になったのはアメリカ発祥(コカ・コーラのイラストが最初だと思っていたのも間違いだったことをこの度学んだ)だと知っていたが、聖ニクラウスと現代のサンタクロースを繋ぐヨーロッパの風習に、日本のなまはげに似た役割を感じたり、クリスマスツリーがイギリスにもたらされたのはヴィクトリア女王の夫君アルバート公が彼の故郷コーブルク(ドイツ)の風習を持ち込んでからだとか(そういえばドラマシリーズ『ヴィクトリア 愛に生きる』でやっていた!)、意外と歴史的には新しい風習であることを知ることができた。ナチスが資金稼ぎにクリスマスツリー飾りを売っていたというのも興味深い。 著者はクリスマスが好きすぎて、ドイツはもちろんヨーロッパ各地にクリスマスの足跡を訪ねて、古いクリスマス飾りや絵葉書、サンタクロースの人形などを集めて廻り、その図版も豊富に紹介されていて楽しい。 クリスマスへの理解が深まったところで、今年からクリスマスをもっと楽しもうと思った次第です。
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クリスマスに読むのにぴったりな本。 記述も平易でわかりやすく、ちょっとしたうんちくを入手するには良い。
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