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盗まれた貴婦人 ハヤカワ・ノヴェルズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2010/11/15 |
| JAN | 9784152091734 |
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盗まれた貴婦人
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盗まれた貴婦人
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
「貴婦人と小鳥」という名画が盗まれ、その身代金を持ったプリンスの護衛を務めるスペンサー探偵だったが、目の前で依頼人を殺されてしまう。プライドを傷つけられたスペンサーが、自ら事件の調査をしていくお話。ハードボイルド小説らしい、アクションとサスペンスが盛りだくさんの作品。初期の作品ら...
「貴婦人と小鳥」という名画が盗まれ、その身代金を持ったプリンスの護衛を務めるスペンサー探偵だったが、目の前で依頼人を殺されてしまう。プライドを傷つけられたスペンサーが、自ら事件の調査をしていくお話。ハードボイルド小説らしい、アクションとサスペンスが盛りだくさんの作品。初期の作品らしい勢いがあり、面白くて引き込まれるものだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スペンサー・シリーズの38作目。 このタイトルを見て、貴婦人が絵画のことだろうという見当はついた。 だが絵画泥棒を、芸術系というよりは暴力系のスペンサーが追うというのは、 何か違うなと思っていたら、 絵画を取り戻すために金を渡そうとした大学教授を護衛していて、 目の前で爆破されてしまった。 そうなっては、当然後には引けないスペンサー。 高級美容院にいるクズリのように目立ちながら、 大学で聞き込みをしているうちに、 オフィスで自動小銃を持った男たちに待ち伏せされることになる。 パールのおかげで二人とも撃ち殺すことができたが、 自宅にも小型爆弾がしかけられベッドがばらばらになってしまう。 絵画の保険会社の担当者の娘が、 長年存在を知らずにいた実父に夢中になり、 だが利用されてスペンサーの銃に対する盾にされてしまった場面は息が詰まった。 パールはパブリックガーデンでゴールデンリトリバーに出会い恋に落ちる。 ホークが中央アジアにでかけて留守だったのがさみしい。
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ロバート・B・パーカーが2010年に他界して以来、作品に手をつけていない。翻訳作品のほぼ全部を読んでいる。残すは4冊。とりわけパーカーのファンというわけではない。最高の作家とも考えていない。主人公にのめり込んでもいない。むしろ相手の方から距離を置くタイプの主人公たちが多いように...
ロバート・B・パーカーが2010年に他界して以来、作品に手をつけていない。翻訳作品のほぼ全部を読んでいる。残すは4冊。とりわけパーカーのファンというわけではない。最高の作家とも考えていない。主人公にのめり込んでもいない。むしろ相手の方から距離を置くタイプの主人公たちが多いように見える。素っ気なく気取って、しかもタフガイであったりする。もしかしたら平和ボケした日本の片隅で読むストーリーではなかったのかもしれない。 しかし名作と言われる『初秋』で、スペンサーは男というものをある意味で定義づけ、少年に示して見せる。あの時間と風景は忘れ難い一幅の絵のように心に残る。多くのパーカー・ファンは、ああいう純情にやられてしまったところもあるのではないか。 パーカーの他界を知っても、新訳本を買い、4冊は書棚に読まれることなく残った。ぼくは、きっとパーカーに別れを告げることがなかなかできなかったのだ。そして30年もの間、さして愛読というほどの思い入れはなかったにせよ、彼の主人公たちとの時間を共有してきた。長期読者ならではの、哀悼の想いに包まれていた、としか言いようがない。 最近ロバート・クレイスのハードボイルドに接して、彼も決して最新の作家ではないにせよ、ハードボイルドという形式の探偵小説が持つ禁欲と逞しさを改めて思い知った。クレイスは、マージというジャーマン・シェパードとともに復活を遂げ、ぼくは今日にも届くかもしれない新作を待っている。そして、今、パーカーをこのままぼくの地下に埋没させるのではなく、しっかり弔鐘を鳴らそうと心に決めることができたのだ。 本書はスペンサー・シリーズ最終二作の一作目。ボストンという気位の高い都市を背景に、大学のキャンパスや、重厚な美術館を巡る、タフで料理上手で警察との関係も悪くない私立探偵が動き回る。事件は美術品の取引現場でスペンサーがガードをした大学教授が爆殺されることに発する。スペンサーも命を狙われる。 本書の特徴は、ホークを初め、凄腕のガンマンたちが誰一人登場しないことだ。ホークは不在だし、他のガンマンは、スペンサーが寄せ付けず、自分でやると決めた一件。失敗した仕事。プライド。そういうことである。 美術品の行き着く先が、ドイツの歴史の闇であることも興味深い。アウシュビッツの闇から繋がるが歪んでしまった歴史の罠に、歴史と学問の街ボストンが身をよじらせ苦悶に呻いているかのような内容の物語である。本シリーズにしては珍しい視点だと思う。 本書を書く時に、作者は自らに残された時間を知っていたのだろうか? そんな問いかけも、まるで永い時を経た書斎に舞い立つ埃のように、ただただ消えてゆく。
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