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風の少年ムーン
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2010/11/01 |
JAN | 9784037267902 |
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風の少年ムーン
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
アメリカ・アラバマ州の森の奥、少年ムーンは父と二人きりで暮らしていた。 ベトナム帰還兵の父が抱えた傷の深さを思うと簡単に批判はできないけれど、子どもは親を、生活を選べないとつくづく思う。どんな状況でも子どもは親が全てだから、ムーンの父を思う気持ちが痛々しいほど伝わってくる。 国を...
アメリカ・アラバマ州の森の奥、少年ムーンは父と二人きりで暮らしていた。 ベトナム帰還兵の父が抱えた傷の深さを思うと簡単に批判はできないけれど、子どもは親を、生活を選べないとつくづく思う。どんな状況でも子どもは親が全てだから、ムーンの父を思う気持ちが痛々しいほど伝わってくる。 国を信じてはいけない、人と関わらない生活を子どもに強いる生き方しかできなかった父。 けれどその生活の中で教えられることの全てを教えムーンを愛した。愛されていたムーンは幸せだったのだろう。 父が亡くなった後、アラスカを目指していたムーンは児童施設からハルやキット達と逃亡する。父から伝授された森で生きる知恵の素晴らしさを駆使したサバイバル生活は冒険物語として夢中になって読み進めてしまう。 けれど、その背景にベトナム帰還兵の心の傷という大人の事情が根底にあり、辛い。 「ひとりぼっちはいやだ」10歳の男の子の全うな気持ちだ。
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はらはらさせられっぱなしだった。 不条理もあったけど、信頼できる大人に会えて、友達に出会えて、本当によかった。 ハルの物語が続編であるらしい。 いつか翻訳されるといいな。
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アラバマ州の森の奥で、父親と二人で暮らしていた10歳の少年ムーン。外界とは、よろずやの主人のアプリコットさんと話すぐらいで、ずっと森で生き抜いていた。ワナで獲物をとったり衣類もシカの皮などで自分でつくったり。 ある日、父親が怪我がもとで死んでしまい、自分たちのようなのがたくさんいるからと父に言われていたアラスカへ向かおうとする。
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