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高大接続の“現実" “学力の交差点"からのメッセージ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学事出版 |
発売年月日 | 2010/11/20 |
JAN | 9784761917845 |
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高大接続の“現実"
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2010年刊行。元高校教諭(教育困難校の勤務歴あり)で、大学の初年次教育を担当する著者が、高校と大学との学びの接続法について、高校の属性、通学している学生の属性等を区分しつつ、解説したもの。大学進学率が50%を越え、AO入試・推薦入試が多くを占めるに至った現状と問題点、関係者の努力がよく判る。また、学ぶ意欲や書く力の重要性が明快に論じられるが、かえって大学教育だけでの解決は困難で、初等教育から一貫した取組みの必要性を痛感させる。読む力、書く力を修得するための緊喫かつ具体的な方策は必要だが…。歩みは遅い。
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非常に面白かった。 高校と大学の教育のギャップについての本。筆者は高校と大学の両方で教育者を経験しており、その両方の視点から高大接続について語っている。トピックは、主に高校の進路指導と大学の初年次教育(いずれも学力が中級以下の学校の話がメイン)。 いずれの章においても、筆者の経験または同職の方々の経験談がふんだんに盛り込まれており、理屈一辺倒でない、実感のこもった論となっていて非常に読みやすかった。 トピックそのものの面白さもさることながら、単純に、自分が経験してきた教育現場とここまで違う場が存在するのかという驚きもあって、全編非常に楽しめた。
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著者に会ってみたい。教育困難校の実態が手に取るようにわかるだけでなく、そこでの信頼関係の重要性も。高校までの受動的な学習から大学での能動的な学習への転換をいかにスムーズにするのかがいま問われているのではないか。それは従来の大学が高校生を授業に受け入れて単位を交付するような高大連携...
著者に会ってみたい。教育困難校の実態が手に取るようにわかるだけでなく、そこでの信頼関係の重要性も。高校までの受動的な学習から大学での能動的な学習への転換をいかにスムーズにするのかがいま問われているのではないか。それは従来の大学が高校生を授業に受け入れて単位を交付するような高大連携では解消できない問題である。また「高大接続」というタームは「高大接続テスト」のように入学者選抜の段階で語られがちであるが、大学が高校の実態をしっかりと把握することで生まれる連携が問題になるのではないだろうか。そしてそこでは、カタリバが大学で展開しようとしていることこそが求められているのではないか。
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