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千両花嫁 とびきり屋見立て帖 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/11/09 |
JAN | 9784167735036 |
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千両花嫁
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千両花嫁
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商品レビュー
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まあ 沢山の幕末の志士たちが出てきます。 京都の古道具屋とはいえ 京で屈指の茶道具屋の一人娘 ゆず 二番番頭の真之介と 駆け落ちする。 真之介は 捨て子で 辻ヶ花の布にくるまれ 金の小さな仏像まで守り袋に入れられてた赤ん坊 訳ありですねえ 織部はんの血筋なのかどうか ふたりで開い...
まあ 沢山の幕末の志士たちが出てきます。 京都の古道具屋とはいえ 京で屈指の茶道具屋の一人娘 ゆず 二番番頭の真之介と 駆け落ちする。 真之介は 捨て子で 辻ヶ花の布にくるまれ 金の小さな仏像まで守り袋に入れられてた赤ん坊 訳ありですねえ 織部はんの血筋なのかどうか ふたりで開いた古道具屋 刀から端切れから いろんなものを売っている。 1巻目の最後に やっとゆずの父親が ふたりのことを認めてくれた。 男の人が書いた話しのせいなのか ゆずのお母さんが 身重になったとき しゅうとが 中条流で 堕ろさせようとする。生まれたのは長男 それ 普通 亭主に言うでしょう。 あなたのお母さんに 子供 堕ろされそうになったのよ。 とか それを 父親が庇えないというのは なんかちょっと変 後継は大事だろうに 結局 母親の心は壊れてしまったのかもしれない。 これ 女の作家なら どう書くのかしら? と思いました。
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幕末の志士たちをまるで通行人のようにして描かれる駆け落ち同様で夫婦になった京都で道具屋を営む若い二人と奉公人たちの物語。
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老舗の茶道具屋の娘ゆずと、彼女と駆け落ちした奉公人真之介、彼らが営む道具屋「とびきり屋」を舞台にした連作短編7編。 各編に、幕末の歴史上の人物が登場する。 表題作「千両花嫁」には、近藤勇。以下各編に、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、土方歳三、武市半平太、芹沢鴨。 そして、著者は彼らの...
老舗の茶道具屋の娘ゆずと、彼女と駆け落ちした奉公人真之介、彼らが営む道具屋「とびきり屋」を舞台にした連作短編7編。 各編に、幕末の歴史上の人物が登場する。 表題作「千両花嫁」には、近藤勇。以下各編に、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、土方歳三、武市半平太、芹沢鴨。 そして、著者は彼らの顔の特徴を、真之介の目を通して詳細に記し、人物評価としている。 例えば坂本龍馬、「額が良い。形よく広がった額は、明るく開放的で、天真爛漫な質をあらわしている。…とてつもなく大きな夢や野心を抱いている男に違いない。それを実現する行動力もあるだろう」 各人それぞれの特徴を述べ、歴史ファンには、それを読むだけでも楽しいことだろう。 さらに、ゆずのはんなりとした京ことばが、読んでいるだけで心がほだされ心地よい。 シリーズものなので、次巻も読まずにはいられない。
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