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食品企業のグローバル戦略 成長するアジアを拓く
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食品企業のグローバル戦略 成長するアジアを拓く

新井ゆたか【編著】

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食品企業のグローバル戦略 成長するアジアを拓く

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぎょうせい
発売年月日 2010/10/27
JAN 9784324091449

食品企業のグローバル戦略

¥220

商品レビュー

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2018/12/09

グローバル戦略に不可欠な「スピード」はM&Aを含めたトップマネジメントの意思決定の「速さ」(*例*ネスレ)と早期から現地入りし足で稼いできたスタートの「早さ」の2種類ある(*例*味の素)と感じた。 ただ、食を広めるという事は「おいしさ」を現地化して広めるということに代わり...

グローバル戦略に不可欠な「スピード」はM&Aを含めたトップマネジメントの意思決定の「速さ」(*例*ネスレ)と早期から現地入りし足で稼いできたスタートの「早さ」の2種類ある(*例*味の素)と感じた。 ただ、食を広めるという事は「おいしさ」を現地化して広めるということに代わりはない。嗜好は違えど、「おいしさ」は人間を豊かにするはず。味の素戦略に共感。 ・日本の食品企業は多様性やコストパフォーマンス、安全性、顧客対応など極めて要求の高い消費者を相手に発展した。新興市場への対応の遅れは事業展開がプレミアム商品に限定されると見られてきた。 ・ネット販売は国内においても小規模のプレミアム商品販売ルートとして定着しており、アジアでも中間層以上には発展可能性が高い。 ・加工食品を選ぶ際に消費者が見る表示 1)賞味期限 2)価格 3)食品添加物 4)原材料名 5)鮮度 ・アジアにおけるSWOT分析 1)強み 優れた品質管理ノウハウや技術力 モノづくりDNA 日本ブランドへの信頼 2)弱み 現地化の遅れ、本社意思決定のスピード ハイスペックへのこだわり 3)機会 国際的な安心・安全意識の高まり 4)脅威 強みを大都市でしか発揮できない 収益性格差 ・食品の場合は進出前の情報よりも進出後の現地での経験蓄積情報のほうが重要 ・国内市場戦略はトップブランドへの資源集中が成功の鍵 ・二極化 1)多国籍化ステージまで進化し収益ある成長 2)収益性は低いが事業のスリム化、ニッチ戦略で国内で生き残る ・小売業の寡占化(トップ3売上ウェイト) 1)欧米:50% 2)米国:20〜30% 3)日本:10% ・アジアは屋台形態が発達しており、外食の割合が高い。惣菜や弁当などの需要が高まる可能性高い ・ネスレ ⇒PPPs(Popularly Positioned Products)戦略:低所得者への取り組み ⇒将来のネスレの主要な成長要因 ⇒手の届く価格 ・コカコーラ ⇒ニード・ステイツ・マップ…飲料に求める様々なニーズをマッピング(地域ごとに) ⇒8つのエモーショナルニーズ「楽しみたい」「元気でいたい」「名誉を手に入れたい」「個性的でありたい」「安定したい」「平穏でいたい」「大切にしたい」「つながりたい」 ⇒それぞれにブランドを立ち上げ対応 ・味の素 ⇒三現主義「現場」「現物」「現金(現金直販体制)」 ・世界のうまみ文化:スキャン ・キッコーマン ⇒Delicious on Meat ⇒ドイツ人は美味しいと感じると外国の食品でも積極的に受け入れる傾向がある ・国内のPBは「成長拡大ステージ」から「乱立・同質化」の危機ステージへと変わりつつある

Posted by ブクログ

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