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郷愁という名の密室
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2010/10/31 |
JAN | 9784093862899 |
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郷愁という名の密室
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
ミステリのようなSF。SFのようなミステリ。いい感じで中途半端に融合しながら、不思議な骨格を形成している。 凝った展開ではあるが、そこまでのプロセスが若干強引。ぱらぱらと伏線も撒きつつ、奇怪な世界でしっかり本格してるのは大御所の余裕かな。新人作家ならこの設定だけでテンぱりそうだ...
ミステリのようなSF。SFのようなミステリ。いい感じで中途半端に融合しながら、不思議な骨格を形成している。 凝った展開ではあるが、そこまでのプロセスが若干強引。ぱらぱらと伏線も撒きつつ、奇怪な世界でしっかり本格してるのは大御所の余裕かな。新人作家ならこの設定だけでテンぱりそうだが、この作者にそんな青臭さは見受けられない。そういうどっしり感があるから、通常ならドン引きしそうな展開でもさくさく読み進められたのだろう。 密室の解釈と着地には納得しかねるが、この変形ストーリーを問題なく操れた手腕には感服する。『完全恋愛』同様、ノスタルジックな雰囲気が事件とマッチしており、懐かしさと新鮮さに包容される感覚は悪くない。泡坂妻夫の読後感と似ているなあと思ったりした。
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牧 薩次名義での二作目。今回はSFとミステリを融合させてた作品でした。本来はSFとミステリって水と油、まったく混じり合わないといってもいい。だってなんでもありのSFならどんな犯罪だって捜査だって可能だし、そうなるとミステリとして成り立たなくなるもんね。でも今回、その辺のことはちゃ...
牧 薩次名義での二作目。今回はSFとミステリを融合させてた作品でした。本来はSFとミステリって水と油、まったく混じり合わないといってもいい。だってなんでもありのSFならどんな犯罪だって捜査だって可能だし、そうなるとミステリとして成り立たなくなるもんね。でも今回、その辺のことはちゃんとミステリとして成り立つように縛りが設けてあって、SF的な設定を十分に活かした上でのミステリ的展開を見せて行きます。面白かったです。後味もグッドです。
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