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4万2246票 参院選に自民党から立候補 無謀な戦いの全記録
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2010/10/29 |
JAN | 9784594063023 |
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
4万2246票 単行本 – 2010/10/28 2010年参議院選挙の葛藤の日々 2010年10月28日記述 新世紀のビッグブラザーなどのブログなどで有名になった三橋貴明氏の本。 この本では7月に行われた参議院選挙での全国の遊説していた日々や選挙に臨もうと思った経緯などを書いている。 鳩山由紀夫前総理の辞任に伴うネット選挙解禁が結局出来ず苦労した事なども綴られている。また著者自身も想像以上にダメージが大きかったと本書内でも認めている。 本書の前半は出馬しようと考えた経緯、動機などについて述べられている。また自民党での比例代表公認を得る際の面接に使用した個人プレゼンテーション用の紙なども掲載されていて選挙戦の裏側も伺い知ることができて興味深い。 (1時間に話して相手が覚えている内容はだいたい5分くらいだという指摘も貴重だった) 世の中には政治がどうあるべきか提言している人は左派、右派、愛国派、若者、労働組合等どのような立場の人でも多い。皆それなりの知識は持っているだろう。しかし実際に選挙戦を望んだ人はそれほど多くない。それだけ選挙に出る事自体が大変難しいからである。また当選するのはさらに大変だ。 (本書にも書かれているが三橋貴明氏自身、今回の選挙で個人金融資産の殆どを使ってしまう結果になったと述べている) 個人的にも三橋氏の経済政策などに疑問に思う点も少しはある。しかし本書で選挙は結果が全てであると三橋氏自身が述べている事に率直に好感を持った。ただ、いかに選挙で勝ち抜くのが厳しいかを改めて思い知った。 実際の選挙戦での状況や心理状態などを知りたい人にもオススメできると思う。 2022/10/01(土)追記 他の本やウェブで三橋貴明の主張するMMT理論はデタラメだ 上に書いた2010年の感想はあくまで選挙戦を通じた体験記への評価である。 普段、三橋貴明や藤井聡の主張するMMT理論は間違いなくインチキ理論である。 国債を発行すれば問題解決など噴飯ものではないか。 そして三橋貴明や藤井聡は消費税を蛇蝎のごとく嫌う。 しかし日本の労働者にとって重すぎる負担は厚生年金や健康保険などの社会保険料の天引きだ。 また国債を発行すれば全て解決するのなら、税金も無料にできるはずだし、社会保険料も無料にできるであろう。 またMMT理論はそもそも基軸通貨である米ドルを前提としている。 古代中国(元、民、清)は紙幣通貨の過大発行により制御できないインフレに襲われ経済が衰退していった。 第二次大戦後の国民党と中国共産党との内戦でも蒋介石が軍票(要するに紙幣)をやたらを発行し、インフレを巻き起こし中国市民の支持を失った。 このように三橋貴明や藤井聡の唱えるMMT理論は真摯な先行研究、歴史の学びが全く無い独りよがりの妄想を垂れ流しているに過ぎない。 悪質な間違い、デマを日本中に広めている意味であまりに罪深い。 豊かになる為にはまじめに働く必要がある。この事を踏まえないものは全てがまやかしなのだ。
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この作家さんの経済本は好き。 買っておきっぱだったけど読みました。 選挙って大変だね〜。あと印税とかで もかっているのにこの選挙で個人資産使い果たしたんだって。 比例候補なので全国遊説だとしてもこりゃ大変だね。 タニマチ必要。
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著者、三橋貴明氏が出してる本の中では作風が違う一冊です。 というのも、ご自身が戦った選挙のノンフィクションであるからです。 前半はなぜ選挙に出たかの説明、後半は選挙中のドタバタが書かれてます。 明らかに今までの選挙とは違う戦い方をし、失敗落選という事実をそのまま書かれています。 やはり政治の世界では色々改革が行われているようですが、選挙はいまだに昔ながらの戦い方が一番なんだと改めて痛感する一方、それでもそこに挑んだ三橋氏の戦いをもう一度見てみたい、応援したいと思わせる一冊でした。
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