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“当事者"をめぐる社会学 調査での出会いを通して
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 北大路書房 |
発売年月日 | 2010/10/15 |
JAN | 9784762827303 |
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“当事者"をめぐる社会学
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“当事者"をめぐる社会学
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
どこか屁理屈にも聞こえるけど、こうして日々対面している状況を常に思考し続けることこそが学問だ、と大学人に言ってほしいような論集。例えば今のも含めてシゴトで関わる状況がまさに「当事者」をめぐるそれ。けれど指摘されているような被差別の非差別を「聖別化」なんて現実あり得ないわけで。なの...
どこか屁理屈にも聞こえるけど、こうして日々対面している状況を常に思考し続けることこそが学問だ、と大学人に言ってほしいような論集。例えば今のも含めてシゴトで関わる状況がまさに「当事者」をめぐるそれ。けれど指摘されているような被差別の非差別を「聖別化」なんて現実あり得ないわけで。なので無思考に哀れんだり、その「当事者性」たるを確固としたものにするため汗水なんてのもなんかオカシイ。そういう意味で、価値創造型の支援を含む調査での思考が薄かったこと、それが物足りなかったところ。
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読んで良かった。 あのような考え方は突き詰めれば自分に還ってくるのは必然で、それをどのように処理するか、どのように向き合うのか。 好井先生の文章が飛び抜けて読みやすい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会調査における参与観察法の重要性を考えるときに, 「当事者」とは何かを検討してあるとよい。 本書は,ずばり「当事者」についての整理なので面白い話が多い。 特に,再帰的当事者についてが,社会調査における入れ子構図をよく表しているかもしれない。
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