まるさんかく論理学

野崎昭弘(著者)

• 販売会社／発売会社: 地方小出版流通センター
• 発売年月日: 1995/05/01
• JAN: 9784879152442

商品レビュー

2015/08/07

「詭弁」「逆説」が面白かっただけに、ちょっとがっかり。前作二つと内容が被らないように工夫しているのはわかるけれど、だからこそ「残りかす」みたいな感じにもとれる。
あと最後の方の未来予測をことごとくはずしているのが面白い。いや、未来予測って難しいっすねえ。

2010/08/24

野崎さんは名前しか知らなくて読んだことはなかったけど，これは面白い。さすが。いろいろなトピックで論理とか，数学について教えてくれる。知っていることでも，素直に読みたくなる。ちょうどこないだ読んだとこなので，比較してしまうけど，P対NPの説明は，中村さんより全然わかり易かった。他にも色々，塾で教える時のヒントになったりするかも。Z会がこういうシリーズを出しているのは前から知っていた気がする。さすがZ会というところだ。Z会って答えの本の表紙のコラムだけでも相当面白かったもんね。もともとは，「セリオ」という雑誌に連載されてたもので，それはもう十数年前に休刊になったらしい。そのあとZ-kanという雑誌も出たらしいけど，それもどうやらもう…。今，増進会出版社のウェブサイトを見ても，受験参考書しか出てこない。もったいないなあ。雑誌なんてほとんど買わない僕が言うのもなんですけど。ペブルってなんなんやろ。解説は吉田夏彦。関連リンク中村亨『数学21世紀の七大難問』http://review.webdoku.jp/note/4390/14870/1?id=256524