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日 百年文庫38
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日 百年文庫38

尾崎一雄, 高見順, ラム【著】

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日 百年文庫38

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2010/10/01
JAN 9784591119204

¥495

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/04/24

なんてことはない、人生の中の、ある一日を題材とした短編集。文章は昔の文体だから、読みにくかったな。なんだか、高校生の国語の模擬試験に出てくる現代文の問題読んでるような感じ。 1番共感できたのは、年金生活者の話でした。 私も、いつの日か引退したのちこんなこと考える ようになるのかな...

なんてことはない、人生の中の、ある一日を題材とした短編集。文章は昔の文体だから、読みにくかったな。なんだか、高校生の国語の模擬試験に出てくる現代文の問題読んでるような感じ。 1番共感できたのは、年金生活者の話でした。 私も、いつの日か引退したのちこんなこと考える ようになるのかな?

Posted by ブクログ

2022/05/28

尾崎一雄と尾崎士郎は娘の歳も名前も同じとは何かで読んだが、結婚式にも呼び合っていたとは知らなかった。 ラムの年金生活者は歳をとって得た自由と安らぎが胸に迫る。

Posted by ブクログ

2019/09/05

「華燭の日」 娘を嫁にやらなくてはならない父親の気持ちが、よく伝わってきた。 小さかった娘。 ここにいてあたりまえだったはずの娘。 なんて素直な文章を書く人なんだろう。 この小説を読みながら、自分の父親の様子を思い出していた。 「痩せた雄鷄」 病弱な体の内に、妻や家族を愛する心が...

「華燭の日」 娘を嫁にやらなくてはならない父親の気持ちが、よく伝わってきた。 小さかった娘。 ここにいてあたりまえだったはずの娘。 なんて素直な文章を書く人なんだろう。 この小説を読みながら、自分の父親の様子を思い出していた。 「痩せた雄鷄」 病弱な体の内に、妻や家族を愛する心があたたかく鼓動している。 それが見えるかのような作品だ。 ほほえましい夫婦の関係。 もちろん、生活の全てがうまく行っているわけではないのだけれど、それを夫婦で埋めあって、仲良く暮らしている。 痩せた雄鷄。 家族を守りたい。 その愛情にあふれた作品だ。 「草のいのちを」 なんだか女々しい最後だ。 気持ち悪い。 この詩単独のほうがいい。 なんで泣きながら歌うの。 こういうのは、ちょっと苦手。 「年金生活者」 ちょっと読みにくい文体。 海外のものを翻訳した作品は、読みにくいものが多い。 言語の違いのせいだと思う。 年金生活者の解放的な心と、それでも働いていたころを思い寂しく感じる心とが描かれていた。 生活のあり方も、ゆったりと、曜日の区別もなくなっていく。 どこの国でも同じだ。 それでも、私は、よい生活だと思う。 最後からもそれは伝わってくる。 「古陶器」 貧しかった頃のことを、懐かしみ美化して話す従姉。 当時のほうが心のつながりが深く、関係が密接であったと嘆いているようだ。 要するに、従姉は陶器の絵なんかに興味がないのだろう。 そして、なんだか退屈なのだろう。 ね。

Posted by ブクログ

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