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妖談
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/09/30 |
JAN | 9784163295909 |
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妖談
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車谷さんは虚実織り交ぜ、その境目をぼやかすのが上手い作家さんなので、 全編私小説のような気もするし、創作をそう見せかけているような気もする。 どの話も自身の業火に悶え苦しむ人間たちが、大空を仰ぐ事なく、 鍋の底のような狭い世界で蠢いていた。 重苦しいものばかりだが、似たような話を...
車谷さんは虚実織り交ぜ、その境目をぼやかすのが上手い作家さんなので、 全編私小説のような気もするし、創作をそう見せかけているような気もする。 どの話も自身の業火に悶え苦しむ人間たちが、大空を仰ぐ事なく、 鍋の底のような狭い世界で蠢いていた。 重苦しいものばかりだが、似たような話をここまで繰り返されると、 愚かで滑稽な人間に、なんだかおかしみが湧いてくる。 突然の訃報に接し、作品を読みながら故人を偲んだ。 この方にしか見えないこの世界をまだまだ書いてほしかった。
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短編集。ひとつ4~10ページ前後。何れも主人公は著者本人を思い浮かべる男が主人公。飾磨の話、大学での話し、会社員時代、浮浪一歩手前の生活をしていた時代。焦点が当たっている時代は違えど、文学や自身の生き方に対する覚悟が通底していて、それが心地よい。 難しいことをやさしく書く人だと思...
短編集。ひとつ4~10ページ前後。何れも主人公は著者本人を思い浮かべる男が主人公。飾磨の話、大学での話し、会社員時代、浮浪一歩手前の生活をしていた時代。焦点が当たっている時代は違えど、文学や自身の生き方に対する覚悟が通底していて、それが心地よい。 難しいことをやさしく書く人だと思う。
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装丁が百鬼夜行なので、妖かし物かと思ったら違った。数ページの短編が34話盛り込まれた1冊。人の欲に関わる話とはいえ似た話が多く読み応えはあまりなかった。
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