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飛び跳ねる教室
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飛び跳ねる教室

千葉聡【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2010/09/30
JAN 9784750510163

飛び跳ねる教室

¥605

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2018/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 作者は、歌人で教師をしている。勤務先の中学校の出来事うを短歌とエッセイで綴っている。割とサラッと書書かれているが、実際は大変だったんだろうな。その「大変」なところを短歌で表現しているのではないか。

Posted by ブクログ

2017/08/24

「ちばさと」こと歌人の千葉聡さんは30歳を過ぎてから中学校の国語教師として新たなスタートを切る。新人教師に待っていたのは過酷な毎日だった。しかしその過酷さの向こうには温かい笑いに満ちたものも待っていた。 教師としての毎日や子どもたちとの交流が、短歌を交えて語られます。この短歌を交...

「ちばさと」こと歌人の千葉聡さんは30歳を過ぎてから中学校の国語教師として新たなスタートを切る。新人教師に待っていたのは過酷な毎日だった。しかしその過酷さの向こうには温かい笑いに満ちたものも待っていた。 教師としての毎日や子どもたちとの交流が、短歌を交えて語られます。この短歌を交えてというのがこの本の一番の特徴でしょうか。いや、短歌エッセイと銘打たれているのだから当然なのですが。中学校というのは大変なところであるというイメージが先行しています。ちばさとも散々周りからそのことを言われ、実際に自分でもその大変さを味わいます。しかし中学生とともに歩むことを決めた時に大変さだけではないことにも気付かされます。 これは中学生とふだん接していない人には中学生が持つ様々な顔に気付かされるものとなるのかも知れません。一口に中学生と言っても彼ら彼女らはひとりひとり違う顔を心を持っています。そんな当たり前のことにも気付かされ、中学生たちに媚びるのでなくすぐそばにいるちばさとの素敵さに気付くのです。 そして短歌と触れ合っていなかった人が短歌の魅力に気付く本でもあるでしょう。中学校での様子がエッセイとしての文章だけでなく短歌でも表わされているので、より多角的にこちらの心に入ってきます。そのことで短歌があらゆる物事を表わすことができるのだということにも気付かされます。短歌を教科書などでしか知らなければ、短歌って堅苦しいもの高尚なものというイメージがあるんですよね。僕も最近になってそのイメージから脱却しましたから。31文字の短い中にこれだけの世界を込めることができるのだと思い知らされます。 普段自分が接していない世界を知ること。その面白さを楽しむことのできる、そんな一冊でした。

Posted by ブクログ

2015/11/10

自分の記録を残すのに、日記とか写真が多いけど、こんな風に短歌で…というのは、羨ましい。短い文章の中に、中学生のキラキラやダメダメやモンモンをぎゅっと詰め込んで、「あ~~、あるある!」と思わせる。それは技術は一般人には無理だよね。 さとしんが、中学校教師となって見てきた、教室での...

自分の記録を残すのに、日記とか写真が多いけど、こんな風に短歌で…というのは、羨ましい。短い文章の中に、中学生のキラキラやダメダメやモンモンをぎゅっと詰め込んで、「あ~~、あるある!」と思わせる。それは技術は一般人には無理だよね。 さとしんが、中学校教師となって見てきた、教室でのできごと、担任で受け持ったクラス、授業風景、問題行動を起こす生徒、部活を、先生目線で語ります。 注意や叱るのでなく、子どもたちに寄り添って声を掛けていく学校の姿勢が、さとしんの短歌にも表れています。 短歌、面白い。

Posted by ブクログ

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