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合理的市場という神話 リスク、報酬、幻想をめぐるウォール街の歴史
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2010/10/06 |
| JAN | 9784492654361 |
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合理的市場という神話
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
「合理的市場という神話」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51485085.html
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ファイナンス理論の歴史を振り返るもの。 といってもフィッシャー以後、数理経済学の発展に伴う「合理的市場論」が主な対象。 純度の高いモデル化によってスマートな説明ができるようになってもそれが現実の経済を語っているのか、がテーマになる。 表立って合理的市場論を覆す理論は存在しないが...
ファイナンス理論の歴史を振り返るもの。 といってもフィッシャー以後、数理経済学の発展に伴う「合理的市場論」が主な対象。 純度の高いモデル化によってスマートな説明ができるようになってもそれが現実の経済を語っているのか、がテーマになる。 表立って合理的市場論を覆す理論は存在しないが、その間隙を縫って稼ぐ人々(バフェットとか)がいるし、行動経済学のような合理的市場論の欠点を指摘するような議論も生じる。それ以上に、たびたびバブル経済的なものを繰り返している(本書はサブプライムローン問題までを時期的な対象としている)ことが合理的市場論への疑問を生む。 興味深いのは、ファイナンス理論(投資理論)の位置づけ。 そもそも、投資に関する一般理論をめざす学者もいれば、ウォール街で通用すればよいと考える学者もいる。 本書はたぶん後者寄りなのでを、経済学とファイナンス理論を別物のように言及することが多い。 メモ。経済学についての以下のような定義づけは「そういう言い方もあるのか」と思った。 ーーーーーーーーーーーーーーー 経済学は数十年にわたり、ミクロ経済学(完全競争市場で互いに影響を与え合う利己的で合理的な人々を研究する経済学)と、マクロ経済学(人間の行動に関する破綻のない理論に基づかず、単純な流体力学的モデルを軸に構築された経済学)に分かれていた。 (229ページ)
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※このレビューにはネタバレを含みます
EMHは現実のものでないということを人々が忘れ、そしてそこから生まれた「合理的市場」がいかに崩壊したかを思想史という形で描く。 分析はありきたりなもので、市場価格以上の指標は見当たらないというのが結論であった。邦訳が少し読みづらい部分もある。 が、資本市場について学ぶ上で読んでおくべき一冊であると感じた。
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