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猫鳴り 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | モンという猫との出会いから死に向かうまでが3部作に分かれ、それぞれの登場人物と共に描かれています。生を自然に受け入れようとする最後の章は、モンの存在感も相まって読んだ後も、命ある生き物と暮らすことについて考えさせられる作品です。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2010/09/16 |
| JAN | 9784575513783 |

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猫鳴り
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商品レビュー
3.5
373件のお客様レビュー
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15年ぶりの再読。 何度も何度も捨てたのに、戻ってきた猫の二十年後、人生(猫生)を静かに全うする物語。 初読の頃、我が家も猫や犬、インコ、加えてヒトが毎日を騒々しく過ごしていて、それぞれの終活なんて思いも及ばなかったが、あれから15年、たくさんの命を看取った今読むと、心に刺さる...
15年ぶりの再読。 何度も何度も捨てたのに、戻ってきた猫の二十年後、人生(猫生)を静かに全うする物語。 初読の頃、我が家も猫や犬、インコ、加えてヒトが毎日を騒々しく過ごしていて、それぞれの終活なんて思いも及ばなかったが、あれから15年、たくさんの命を看取った今読むと、心に刺さる深さの違いに驚いている。 ひと月以上、水しか摂らず静かに逝く描写は、きっと逝くまでに身体を清く保とうとする自然の姿なのかもしれない。 一年前に看取った犬も同じだったな、と小説最後の描写は泣けてしまった。 死の概念の無い生き物から静かに、厳かに、逝くことが自然なことだと教えられた気がした。 •我知らず心がふと生活の領域から逸れて、どこともなく漂いはじめるときがいけない。 •悲しいのは、これは、しょうがないことだと思います。ですが、不安を抱いたり恐れたりすることはないんですよ。だって、今起こりつつあるのは、とっても自然なことなんですから。
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猫好きには酷な物語。 猫という生き物を通して、命のありかた(生き方、死に方)を考えさせられる。 第一部では、子どもを流産した女性が子猫の命と会えずに別れた子どもを重ねて、何度も猫を棄てにいく。この度に子猫がケガをして帰ってくるさまが痛々しく可哀想…。 第二部では、思春期の不登...
猫好きには酷な物語。 猫という生き物を通して、命のありかた(生き方、死に方)を考えさせられる。 第一部では、子どもを流産した女性が子猫の命と会えずに別れた子どもを重ねて、何度も猫を棄てにいく。この度に子猫がケガをして帰ってくるさまが痛々しく可哀想…。 第二部では、思春期の不登校になった少年が近所の幼い子供の命に悪意を向ける。荒んだ感情の中、父親が拾ってきた子猫を世話するうちに少年の感情が変化していく。 第三部では、第一部の妻が亡くなり、その夫(老人)と老猫の物語。老いを重ねた猫がだんだんと弱って死にゆくさまがリアルで辛い。どう最期を看取ってやるのが幸せなのか、どう生きて死ぬのが自然なのか、を考えさせる。
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