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名前探しの放課後(上) 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2010/09/14 |
| JAN | 9784062767446 |

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商品レビュー
3.9
387件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻される。覚えているのは同級生が自殺するということ。でも誰かは思い出せない。いつかはその誰かを仲間と共に探し出す。 さすが辻村深月さんの書く学園ものはおもしろい。不思議と名前も覚えるし、スラスラと読める。 帯に「冷たい校舎の時は止まる」を超えるーとあった。これは下巻が楽しみすぎる!
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本作は辻村深月作品の初期キャラクターたちが成長した姿で登場し、青春の痛みとミステリーが見事に融合した、ファンにとっての初期「辻村ワールド」の集大成ともいえる作品。 最初はタイムリープものとして始まるが、そう単純な物語ではない。そもそも肝心の名前だけが思い出せないってどういうこと?...
本作は辻村深月作品の初期キャラクターたちが成長した姿で登場し、青春の痛みとミステリーが見事に融合した、ファンにとっての初期「辻村ワールド」の集大成ともいえる作品。 最初はタイムリープものとして始まるが、そう単純な物語ではない。そもそも肝心の名前だけが思い出せないってどういうこと?と思いまながら読み始め、最後には「やられた!」というどんでん返しが待っている。それにしても相変わらず辻村深月が十代の内面描写が上手い。思春期特有の自意識、嫉妬、憧れ、そして言葉にできない閉塞感を、毒を含みながらも温かく描き出す筆致が存分に発揮されている。とりわけ教室という閉鎖空間で、他者の目を気にしすぎるあまり、本当の自分や苦しみを隠蔽せざるを得ないスクールカーストと集団心理の抑圧は読んでいて心が痛くなる。 この作品が初期の集大成と言われる所以は他作品の登場人物が何人も関係している点。特に最大のポイントは「ぼくのメジャースプーン」の主人公「ぼく」が本作では重要な人物として出てくること。もちろん最初は分からないが読み進むにつれてヒントが出てきて、最後に「ぼく」の謎解き回想と「ふみ、危ない!」の言葉で全てが明らかになる。その他にも色々な人物が関連しているが、確かに辻村深月ファンにはたまらない傑作だろうと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3か月後、クラスメイトが自殺する。未来の記憶を持ったまま、過去に飛ばされたいつか。名前の知らない自殺者を探し、自殺をとめようとするがー。今まで読んだ辻村さんの作品の中で一番入り込みにくい。主人公のいつかが軽い性格で、考えがいまいちよく分からないことが原因な気がします。自殺が起きた日は12月24日、だけど、タイムトリップが起きた日は1月終わり。いつかが1月のことを語ろうしない上、バイクの免許を急いで取ろうとする理由は何なのか。なんだかんだでとても気になる。さっそく下巻を読みたいと思います。
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