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私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2010/09/06 |
JAN | 9784023308466 |
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私は無実です
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
この事件について書かれているのですが、村木さんを逮捕し、5ヶ月も拘置所に入れて犯罪者にでっち上げようとする過程が詳しく書かれています。 村木さんは取り乱したり気落ちせず、強い信念と精神力で最後まで闘って、無罪となります。 こんな酷い話はないと思いますが、村木さんは「この事件...
この事件について書かれているのですが、村木さんを逮捕し、5ヶ月も拘置所に入れて犯罪者にでっち上げようとする過程が詳しく書かれています。 村木さんは取り乱したり気落ちせず、強い信念と精神力で最後まで闘って、無罪となります。 こんな酷い話はないと思いますが、村木さんは「この事件をどのように自分に取り込むかは自分次第」と話されていて、どんな時でも学びにしてしまうのが印象に残りました。
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P19より。 「私は多くの官僚や役人と呼ばれる人の中に飛び込んで仕事をしてきたけど、ほとんどの障害者団体は、役所と対立する立場で要望・要求をする側なんです。だから役所の人は要求団体と距離を置くのがふつうなんやけど、厚子さんはぽーんと自然にふところに入っていくの。官僚でありながら障害者団体にもファンが多いのは、厚子さんくらいやと思うわ。彼女のような公務員を失うのは日本の大きな損失やで」
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正義を貫くはずの検察が、自ら組み立てたストーリーを基に架空の犯罪を仕立て上げてしまった郵便不正事件(村木さん事件)に関する真相に迫ったドキュメンタリー。 「何が彼女を容疑者としたのか」という点を考えさせられた。 後から覆られる関係者の自白、根拠のない検察のストーリー、面白おかしく伝えるワイドショーなど、、 第三者が、一人の人の人生をあまりにも軽々しく扱ってしまうこと すでに村木さんの無罪判決がくだされてから1年以上が経過したので、この本から感じたことをちらほらと。 1.人間の記憶は曖昧だ。 村木さんが起訴されるきっかけは、物証ではなく様々な証言。 その証言はあいまいな記憶から生み出されていた。 2.ぶれないことは難しい。 拘置所と裁判所で発言のぶれが大きい事件だったが、 ほぼ村木さんだけは一貫して無罪を主張していた。 何らかの拠り所、自分自身を信じ抜くことができなければ、 決してできないだろうと思った。 3.証拠の可視化は必要だ。 物証が無くても、自白を証拠として採用する仕組みがある以上、 自白を得るまでの過程の可視化は必須だと思った。 読んでからすぐにレビューを書かなかったので、ちょっと支離滅裂だけど、警察や検察は、市民の主権を制限する立場にあるのだから、その行使は誰からも疑われない、きちんとした証拠に基づいて欲しい。それを思った。
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