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歌舞伎町のミッドナイト・フットボール 世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2010/09/06 |
| JAN | 9784094085426 |

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歌舞伎町のミッドナイト・フットボール
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんでこの本を「読みたい本リスト」に乗せたのか思い出せない。 サッカー本でも読みたい気分だったのか? タイトルのフットボールとは、歌舞伎町の客引きたちの腕を、アメリカンフットボールの選手のようにひょいひょい躱してゴールする(ホテルに帰る)こと。 サッカーではありませんでした。 で、ジャズや映画や精神分析など、興味はあるけどまったく詳しくない分野の話は、とてつもなく難しかったのです。 言葉の意味は分かるのに、文章になると意味が読み取れない。 零れ落ちた意味をひとつひとつ拾い集めるように読むのは大変でしたが、面白くもありました。 そして、自分でつけた付箋すら、なぜそこに貼ったのかわからなくなるという混乱ぶり。 難しい割には、文章が読みやすかったのが、救いです。 一番面白かったのは、やっぱり書評の章。 ほとんど読んだことない本ばかりだったけど、その本に対する愛が感じられただけで◎。 実は、小説家・菊地秀行の16歳離れた弟なのだそうだ。 だから文章が上手いのかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先日コロナに感染した際の闘病日記が公開されていたのを読み、その変わらぬ文体に懐かしさを覚えて未読の本作を読んでみた。歌舞伎町の住人になる直前で、本著出版ののち実際に住人となり、ラジオでエピソードトークを聞いていた身としては元ネタを知ったようで感慨深かった。 さまざまな原稿を集めた1冊なんだけどもオモシロいのはそれらを串刺しするかの如く全エッセイに解説をつけている点。しかもホテルで缶詰になって書くといういわゆる昔の作家スタイルで解説は海外人気ドラマの24よろしく時系列で自身および歌舞伎町周りのあれやこれやを独特の文体で書き殴っているのを読んで「あぁこれこれ」とその過剰さを堪能できてよかった。特に歌舞伎町に関するエピソードはジェントリフィケーションが行き着いた今読むと新鮮だった。 そういった与太話は好みの問題だと思うけど、音楽に関する原稿はどれも本当にオモシロい。特にマイルス・デイビスのディスクレビューはプレイヤー視点と批評家としての筆力があいまって著者にしかできない論評だと思う。PC的にアウトすぎる発言でキャンセルされてしまったのは本当に悲しく、著者がいつかまたラジオ番組を持ってくれないか。その日を待ち望んでいる一夜電波リスナーです。
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ワタシが愛聴しているラジオ番組『粋な夜電波』のパーソナリティであるジャズサックス奏者・菊地成孔氏が書いた一冊。 ラジオでは、歌舞伎町在住であるからこそ話せるようなWBO話(悪くてバカで面白いヤツらの話)が最高に面白い。そこで、そんなノリを期待して今回その著書に手を伸ばしてみたのだ...
ワタシが愛聴しているラジオ番組『粋な夜電波』のパーソナリティであるジャズサックス奏者・菊地成孔氏が書いた一冊。 ラジオでは、歌舞伎町在住であるからこそ話せるようなWBO話(悪くてバカで面白いヤツらの話)が最高に面白い。そこで、そんなノリを期待して今回その著書に手を伸ばしてみたのだけれど、その結果は期待以上の面白さだった。ただ、それはWBOなノリが期待以上だったということではなくて、氏の深さ(教養、雑学、経験、など)と文筆家としての才能がよく分かったという意味で期待以上だった。本人曰く「書きとばした」ものばかりとのことで、音楽評、講義録(氏は私塾を開講していて、東大で講義を受け持った経験もある)、対談、小説など多岐にわたる文章は、いい加減と言えばいい加減。でも、そのいい加減度合いが絶妙で楽しく、かつセンスを感じさせる。本当にいい加減な文筆家には、こんな文章は書けないと思う。 ラジオ、本、と来たので、次は氏の演奏をライブで聴いてみたい。
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