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爆心 文春文庫
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爆心 文春文庫

青来有一【著】

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爆心 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/09/02
JAN 9784167685027

爆心

¥330

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2025/04/11

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01940408

Posted by ブクログ

2023/03/20

 今年の夏で、終戦後六十九年目を迎えた。戦争を風化させまいとする新聞読者欄に投稿者の年齢も、その多くは八〇歳を越える。その事実がかえって、戦争の記憶が薄れつつあることを知らせる。敗戦国として、そして被爆国として、記憶し、語り継ぐべきことは、まだ多く残されているのではないか。  『...

 今年の夏で、終戦後六十九年目を迎えた。戦争を風化させまいとする新聞読者欄に投稿者の年齢も、その多くは八〇歳を越える。その事実がかえって、戦争の記憶が薄れつつあることを知らせる。敗戦国として、そして被爆国として、記憶し、語り継ぐべきことは、まだ多く残されているのではないか。  『爆心』は、長崎の原爆をテーマにした短編小説集。谷崎潤一郎賞、伊藤整賞を受賞。筆者は、長崎市役所に勤務する傍ら、作家として活動している。短編はそれぞれ、「釘」「石」「虫」「蜜」「貝」「鳥」という漢字一字の題がつけられており、原爆の残した肉体的精神的傷跡を、丁寧な筆致で描いている。 原爆は、あまりに多くの人の命を奪うことによって、受けとめることのできない不条理を長崎の人々に突き付けた。クリスチャンの人々が暮らしてきた街を、同じキリスト教信仰であるはずの国が焼き尽くす。神を信じてきた人々を、神を信じるはずの者が殺す。その不条理が、人々の生活を、信仰を、他者への愛を、揺さぶり変質させた。  「わしらが神さまば信じるようには、神さまはわしらのことを信じてはくれんとでしょうか」(「虫」)。信仰心の不足を悔やむのではなく、信仰という人間の行為そのものの虚しさを言うのだ。「おとうちゃん、神さまがいると信じておるか?」「あたりまえやろうが」「それこそ、妄想じゃなかろうか」(「釘」)。科学的な神の不在を嘆くのではなく、人間同士のどうしようもなさ、情けなさを言うのだ。(K) 「紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉」2012年8月号より。

Posted by ブクログ

2014/08/14

映画にもなった原作本を読んでみた。「貝」幼子を肺炎で亡くしてしまった父親の悲しみ表現は、何となく共感できた。

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