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きみのためのバラ 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/08/28 |
JAN | 9784101318202 |
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商品レビュー
3.7
67件のお客様レビュー
読後感が良いととある本屋さんでお勧めされた、池澤夏樹先生の短編集です! 物語の舞台は殆ど海外である為、なかなか馴染むのは大変でしたが、恋愛、孤独さ、家族関係について、普段生きてる上で必ずぶち当たる悩みについて寄り添ってくれるような物語でした。 主人公たちのすれ違い、拗れ、過去の...
読後感が良いととある本屋さんでお勧めされた、池澤夏樹先生の短編集です! 物語の舞台は殆ど海外である為、なかなか馴染むのは大変でしたが、恋愛、孤独さ、家族関係について、普段生きてる上で必ずぶち当たる悩みについて寄り添ってくれるような物語でした。 主人公たちのすれ違い、拗れ、過去の傷み、迷い、色んな事情を抱えながらも、前を向き、生きる姿が心に響くように丁寧にえがかれています。 思わぬところで出会いがあり、別れも突然来るもの、良かった思い出、苦い思い出だろうとそれはそれで良いんじゃないのかと伝えてくれた様な気がします。
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いわた書店より 一つ一つ味わうような短編集 言葉の大切さを知る 人生をただ一気に駆け抜けていくばかりでなく立ち止まる何気ない日常も大切 世界各国で短編集 飛行機に乗り遅れて一泊することになった時のレストランで、会った女性とのたわいもない会話 結婚式直前に結婚相手が亡くなった友達を迎える悲しみ 沖縄でのとりつかれたような連夜 レシタションが世界を平和にする 国際結婚の厳しさ 言葉の壁 人生 ゆっくり立ち止まることも必要 ゆっくり食事したい 親との関係 言葉が通じない女性への恋 知らない人への信頼か警戒か
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きみのためのバラ 久々の池澤夏樹氏を堪能した。一つ前に読んだ「うさぎパン」がちょっとうまい作文のような作品だったので、構成、文章のうまさが余計に引き立つように感じられたのかな?と思います。 都市生活 手違いで飛行機に乗り損なった主人公が空港の近くのビストロで夕飯を食べる。そこで同席した女性との話のやりとり。それだけの話。でも、少しの幸福感と少しの不満がよく伝わってくる。 レギャンの花嫁 バリの花嫁。死者は逝ってしまったが、生者は生きなければならない。 連夜 やもめの女医さんと大学を出てアルバイトをしている主人公との交わり。後日談は作り話か?それとも本気か? レシタションのはじまり 憎しみ、対立、報復。人が争うことをやめるきっかけがあったら?そんな大人のための寓話。 ヘルシンキ ヘルシンキで交差する結婚に疲れている主人公とロシア人の妻と離婚した男。結婚を維持していくことの難しさ。 人生の広場 パリでの一時期の暮らし。パリの冬と春。人生の休息と、その先に待つ選択。 20マイル四方で唯一のコーヒー豆 カナダ北方の島々の風土、人、暮らし。突然英語しか話せなくなってしまった主人公の少年の癒しと再出発。 きみのためのバラ 持ち主不明の鞄があったことからテロを避けるために満員列車の中を妻に連れられて移動する主人公。その主人公の若かりし時の同じ満員列車の中を移動するメキシコでの体験の回想。同じ行為でもその目的によってなんと気持ちが異なることか。。。 竹蔵は「きみだけのバラ」の主人公の無償の行為がとても好きです。「ヘルシンキ」で描かれている夫婦であることの難しさも少しわかる気がします。「都市生活」の主人公のちょっと感じる幸福感が好ましく思います。 池澤氏の文章とは波長がとても合うと再確認した竹蔵でした。大人の読み物ですので、大人の方は是非どうぞ。 竹蔵
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