1,800円以上の注文で送料無料

ビクトル・エリセ 紀伊國屋映画叢書
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ビクトル・エリセ 紀伊國屋映画叢書

遠山純生【編】

追加する に追加する

ビクトル・エリセ 紀伊國屋映画叢書

定価 ¥2,420

2,090 定価より330円(13%)おトク

獲得ポイント19P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2010/09/01
JAN 9784314010719

ビクトル・エリセ

¥2,090

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/06/13

10年に一度監督するという伝説だが、寡作に見えるのは表向きで、実は企画はいくつも動いているのだ、とまずは知った。 またドラマとドキュメンタリーのどちらに振り切れることもなく、いわば間隙を縫ってどちらとも言い切れない絶妙なモノを目指していることが仄見えた。 意外と、テレビを消す時が...

10年に一度監督するという伝説だが、寡作に見えるのは表向きで、実は企画はいくつも動いているのだ、とまずは知った。 またドラマとドキュメンタリーのどちらに振り切れることもなく、いわば間隙を縫ってどちらとも言い切れない絶妙なモノを目指していることが仄見えた。 意外と、テレビを消す時が一日の終わり、とか、ビデオ作品の重視とか、先端技術や映画という産業の分析とか、決して浮世離れした作家でもないということも知った。 宮岡秀行という人が広島出身で、エリセが2006年8月に広島に来たときの記事も、結構興味を惹いた。 自分の娘を「アナのように奔放に動き回り」と親ばか。つい共感。 この本自体が相当な力作だと思う。 @ ビクトル・エリセ略歴 ビクトル・エリセとの一問一答 ビクトル・エリセとの対話(二〇一〇年・オリジナル取材) 関連作品解説 金谷重朗 (監督作品) 挑戦(1969) ミツバチのささやき(1973) エル・スール(1983) マルメロの陽光(1992) ライフライン(2002) (脚本作品) 秋になれば(1963) 八月の暗い夢(1967) (ビデオ作品) スケッチ(1990-2003) ラ・モルト・ルージュ(2006) エリセ=キアロスタミ往復書簡(2005-2007) (関連ドキュメンタリー) 精霊の足跡(1998) エリセについてのプロポ――エリセとの撮影の思い出 宮岡秀行 ビクトル・エリセとの対話(一九八四年) スペイン内戦から見た『ミツバチのささやき』と『エル・スール』 若松隆 アデライダとビクトル――『エル・スール』の家をめぐって 杉浦勉 沈黙の言語、視線の言語 斉藤綾子 アントニオ・ロペス・ガルシアと『マルメロの陽光』 木下亮 ささやきと恍惚――エリセ映画における政治と芸術 ポール・ジュリアン・スミス ビクトル・エリセとの対話(一九九二年) ビクトル・エリセとの対話(一九九三年) ビクトル・エリセとの対話(二〇〇三年) エリセと過ごした4日間 宮岡秀行 風景と歴史――映画『空は回る』をめぐって ビクトル・エリセ 外国語文献一覧 日本語文献一覧 フィルモグラフィ ※2010年刊行。 ※2000年刊行の『e/mブックス8 ビクトル・エリセ』(エスクァイア マガジン ジャパン刊)を大幅に増補改訂したもの。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品