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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様
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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様

朱川湊人【著】

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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2010/08/26
JAN 9784087713688

鏡の偽乙女

¥220

商品レビュー

3.7

42件のお客様レビュー

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2018/10/11

槇島風波は実家を飛び出てしまった。芸大に三度落ちたが画家になることが諦めきれない。今度は自分での腕で絵を磨いていくつもり。そんな風波はひょんなことで穂村江雪華と知り合いになり、彼の下宿の蟋蟀館に住むことになった。そしてそれから彼はこの世界のものでないものも見ることになる。それは彼...

槇島風波は実家を飛び出てしまった。芸大に三度落ちたが画家になることが諦めきれない。今度は自分での腕で絵を磨いていくつもり。そんな風波はひょんなことで穂村江雪華と知り合いになり、彼の下宿の蟋蟀館に住むことになった。そしてそれから彼はこの世界のものでないものも見ることになる。それは彼自身が持っていた力か、あるいは雪華の力で強められた力か。大正時代を背景に怪奇な世界が幕を開ける。

Posted by ブクログ

2017/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの再読。 朱川さんには珍しい大正時代を舞台にしたライトホラーファンタジー。 死霊の傘、鏡供養、みれいじゃ(未練者)など、死人の様々な形を描きながら、彼らを見ることが出来る絵描きの雪華と風波の友人関係も描く。 みれいじゃを創る蒐集者(コレクター)やお欣の幻視の内容、雪華の抱える事情など、これからどう膨らますのか楽しみ。 死者の切なさと業の深さを描いてあるのも面白い。

Posted by ブクログ

2016/08/22

大正のころ、絵描きを志す功次郎は親の反対を押し切って上京した。下宿へと向かう道すがら、不思議な足跡を残して歩く男と出会う。ある日上野の大博覧会でその男と再会するのだが、彼に絵のまずさを指摘され喧嘩別れしてしまった。しかしどうにもおさまらず、彼の下宿へ向かい、出かけていると教えられ...

大正のころ、絵描きを志す功次郎は親の反対を押し切って上京した。下宿へと向かう道すがら、不思議な足跡を残して歩く男と出会う。ある日上野の大博覧会でその男と再会するのだが、彼に絵のまずさを指摘され喧嘩別れしてしまった。しかしどうにもおさまらず、彼の下宿へ向かい、出かけていると教えられた墓地に脚を向けてみると、そこで傘のような死霊たちと相対し絵を描いている彼がいた。それが彼、穂村江雪華や面妖な出来事との関係の始まりだった。 大正の世界観や主人公はもちろん雪華やその他のキャラの空気感がとってもよい。あやかしもことさらにおどろおどろしくなく、悲しく切ない話ばかりで雰囲気があっていてよかった。

Posted by ブクログ

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