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もののけの正体 怪談はこうして生まれた 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/08/20 |
JAN | 9784106103810 |
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もののけの正体
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
もののけ、妖怪の類をなぜ発生して、どのように日本文化に落とし込まれ、民衆の間で機能していたのかについてを有名な妖怪をメインに扱いながら読みやすい文章で示してくれている。宗教にしろ、精霊にしろ、妖怪にしろ、あらゆる物事にはそれが発生する所以があり、それが長い時を経て文化にさえもなる...
もののけ、妖怪の類をなぜ発生して、どのように日本文化に落とし込まれ、民衆の間で機能していたのかについてを有名な妖怪をメインに扱いながら読みやすい文章で示してくれている。宗教にしろ、精霊にしろ、妖怪にしろ、あらゆる物事にはそれが発生する所以があり、それが長い時を経て文化にさえもなることを教えてくれる。読み応えがあった。 手軽に読めるもののけの構造分解書入門として良いと思う。京極夏彦作にも同じようなものがあるが、雲泥の差で読みやすい。京極著はまじで素人を粉砕してくる笑
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日本の夏といえば怪談。怪談といえば妖怪や幽霊などの「もののけ」達の出番です。お岩さんに河童に豆腐小僧と、日本にはたくさんの種類のもののけがいます。本書ではそんなもののけ達について、くわしく紹介しています。暑い夏を、ヒヤッとするお話で乗り切るのはいかがでしょうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本の「もののけ」(妖怪)の姿やあり方を、江戸期のもののけの様相を中心として考察・解説した本。「鬼」・「天狗」・「河童」などメジャーなものから、「累」・「化け猫」・「豆腐小僧」と言った江戸期の活躍したもの、更には琉球・蝦夷地のものまで幅広く紹介している。 個人的に参考になったのは、第三章「『百物語』のもののけたち」である。この章では『絵本百物語』に登場するよう妖怪(の一部)を解説しており、特に「舞首」の起源に関する説は大変興味深かった。また第四章・第五章で取り上げられた琉球・蝦夷地の妖怪に関する解説も初めて知る事が多かった。 ただ、いくつかの記述に間違いがあったほか、妖怪の解釈について疑問のあるものもあった(『付喪神絵巻』のテーマなど)。
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