粗食のすすめ 「本物の健康」をつくる「正しい食事」 プレミア健康選書

幕内秀夫【著】

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2010/08/19
• JAN: 9784492059210

商品レビュー

2021/05/05

肉とか牛乳とか欧米の食事を過信している前提で、批判が進むので、温度差があった。（肉ばかり食べるとか、牛乳を過度に飲むとか、そういう人あまりいないのでは？と、、作者の周りの方にそういう人がいたのかも？）

怒ってるんだなあと感じる文章だったので、途中で読むのを諦めてしまったけど、
読んだ部分で書いてあったことメモ。

・米からパンに変わったことで油や砂糖を取るようになった。
　パンと一緒に食べるものは油と砂糖が含まれている。
　（よくよく読むと、パン自体が悪いのではなく、一緒に取る食事が悪いのかなと）
・食事が欧米化は日本人の体に合わない。
　お肉の食べ過ぎで腸内環境が悪化する。
　（これはべんの先生の便の本で読んだことに近いかも、確かに動物性タンパク質を取りすぎると、腸内環境は悪化する。取りすぎると、、だと思うけど）
・偏った栄養の知識
　栄養学は色々変わるし、矛盾も多い。
　ビタミンAを取ろう！ではなくて、この食物を取ろう！の方が良い
　（これはわかる気がする。栄養学って時代によって言われることが変わるよね。。
　　バランス良く色んな食物を取るのが大事なんだろうな）

2019/02/06

食と健康に関する情報は、相矛盾する情報が飛び交い何を信じていいのか分からなくなることが多い。それは、科学ではまだまだ分からないことが多いからだ。
この本では、健康に良いとされる食べ物について回る「栄養素信仰」批判が白眉で、やはりホールフードが一番だと気付かされる。それが難しいのが現代ではあるのだけど。

2016/02/10

個人的にパンとかはすぐお腹が空いてしまうので嗜好品と同じ類いにしてたけど、日本人の体質に合わないからと思うと、何となく納得。
ダイエット本もレシピ本を読むのは好きだが、それを実践となると、栄養のバランスやらお金がかかるやらで、考えて行動するのが面倒だと思っていた。
けどカタカナ→ひらがな食品、旬の野菜を食べるは、分かりやすいし取り組みやすくて良い。