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まぼろしハワイ 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2010/08/04 |
| JAN | 9784344415294 |
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まぼろしハワイ
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まぼろしハワイ
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商品レビュー
3.8
110件のお客様レビュー
ハワイが好き!という理由だけで、この本はおすすめできないかな。ハワイが好き!という人は、その本を読んで楽しい気持ちになりたい人、旅先特有の喧騒さを求めていると思うから。 ばななさんなので、内面の機微を描いている小説が好きで、ハワイや海や夏が好きな人におすすめするのがよい。
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ハワイという言葉につられて手に取った。 3つのストーリーに共通するキーワードは家族とハワイ。 私の家族はいわゆる「普通」の家族ではなかった。 幼少期にも大人になってからも様々なことを経験してきて自信と重なるところも多く、これから家族を作りたいと考える私にとってはとても興味深いストーリーだった。 ⚫︎まぼろしハワイ 私は日本にいるときは生きた心地がしない。常に生き急いで、生きる意味を探している。常に現実逃避をしようとしてしまう。 だけれども、ハワイを含め海外の島へ旅をしたときには、「生命」を感じられる。 なぜだろうと思っていたけれど、それがこの本で言語化されていたと感じた。 植物、動物、太陽、海。これらによって、東京での忙しない自分の人生を忘れられるのはハワイの「まぼろし」なのかもしれない。まぼろしでもいい。そのまぼろしに気づいているのに気づかないふりをして、ハワイの地で過ごしたいと思った。 ⚫︎姉さんと僕 人の生死は色んな偶然が重なって起こる。 幼少期に衝撃的なことを経験すると人は強くなる。 女は男よりもずっと強い。 弟はずっと姉の言いなり。 自分の強さを見ているかのようで不思議だった。 ⚫︎銀の月の下で なんだかよく分からない1日を過ごせるのが旅の醍醐味。戻ってしまえばいつものルーティーン。 だからこそ自分は旅が好きなんだと実感した。 そして、人のご縁は不思議なもので、縁があって意味のなかった人なんてこの世にはいない。意味のない過去なんてない。 絶対に過去と現在と未来は繋がっていて、何か不思議なご縁があって現在と未来の自分を作っている。 そう思えたストーリーだった。
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表題作の「まぼろしハワイ」は父を亡くしたオハナが、義理の母であり親友であるあざみさんと、亡き父の思い出に浸りながら、新たな人生を歩み始める。 「姉さんと僕」では産まれた時に両親を亡くし姉と叔母に育てられた僕が再婚する叔母の結婚式のため向かったハワイで半生を振り返る。 「銀の月の下で」は、父の恋人家族と旅行に来たハワイで運命的な再会を果たす男女の物語。 どの作品も大切な人を喪い、心にぽっかり空いた穴を抱えている。その穴に向き合おうとしている人、気づいていなかった人、見ないふりをしようとしている人と三者三様ではあるものの、ハワイの空気が持つ力で自分の本当の幸せに気づいていく。 決して明るい感じではないんだけど、読み終わると心がじんわり暖かくなるような作品たち。 重い内容を重いと思わせないよしもとばななの世界観もよいのかも。 わたしはハワイに行ったことがないけど、行ったことがある人はより楽しめそうです。
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