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『教行信証』を読む 親鸞の世界へ 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/08/20 |
JAN | 9784004312635 |
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『教行信証』を読む
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
「…ではないか」「…だろう」等、推察や推論で進められていくことに、初めは戸惑いました。しかし、このテーマでは仕方がないかもしれません。論としては辻褄が合い、納得できるおもしろさです。
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『親鸞をよむ』(2007年、岩波新書)の続編というべき内容の本で、親鸞が『教行信証』において中心的なテーマとしたものはなんだったのかをさぐる内容になっています。 著者は『教行信証』の目標が、「「悪」を転じて「徳」を実現し、「信楽(信心)」の深まりによって「証」に至りつく」ことだ...
『親鸞をよむ』(2007年、岩波新書)の続編というべき内容の本で、親鸞が『教行信証』において中心的なテーマとしたものはなんだったのかをさぐる内容になっています。 著者は『教行信証』の目標が、「「悪」を転じて「徳」を実現し、「信楽(信心)」の深まりによって「証」に至りつく」ことだといいます。そこで著者は、とくに親鸞が『大無量寿経』において救済から除外されている「五逆と誹謗正法」の救いを『大般涅槃経』に求めたと主張します。 そのさいに著者は、親鸞の真筆とされる『教行信証』の「坂東本」で、「教」の巻の序文が書かれている「反古裏書き」に「阿闍世逆害」のエピソードが記されていることに注目します。これに関連して著者は、道元が北条時頼との対話のなかでやはりこのエピソードをとりあげていたことに触れ、血の惨劇の時代において武士の頂点に立つ時頼には深い悩みがあったのではないかと指摘し、親鸞における「末法」の時代感覚と共通する問題を見いだすとともに、阿闍世の救済という問題へと踏み込んでいったのではないかという議論が展開されています。 冒頭で、『教行信証』の序文と『古事記』の序文の比較をおこなうなど、トリッキーな議論の運びが目につき、なかなか本論に入ろうとしないことにイライラさせられてしまいました。
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大無量寿経には悪人成仏には五逆と誹謗正法を除くとなっている。では、父王を殺して王になったアジャセ王は救われるのか?親鸞の思想を述べた教行信証を解説する。なかなか難しい。
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